iOS 12ではアプリ使用時間の確認や子供が遊ぶゲームアプリなどに制限時間を設定することができる「スクリーンタイム」機能が追加されています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2018年09月17日にリリースした「iOS 12」で、「スクリーンタイム」というアプリの使用時間を確認し、そのアプリにどれほどの時間を費やしているかや、iOSデバイスを何回手に取ったかを確認できる機能を追加しています
スクリーンタイム
- あなたやファミリーメンバーのAppやWebサイトの適切な使用時間を判断するための詳細情報やツールを提供
- Appの使用時間、Appカテゴリごとの使用状況、通知の受信数、デバイスを持ち上げた回数についての情報を表示
- “App使用時間の制限”で、あなたおよびお子様がAppやWebサイトで費やすことができる時間の長さを設定可能
- お子様のiPhoneまたはiPadの使用の仕方を、親/保護者が自分のデバイスから直接管理することが可能
リリースノートより
iOS 12のスクリーンタイムには複数の機能がありますが、主な機能は2つに分けられます。
アプリ/iOSデバイスの利用時間の確認
スクリーンタイムはiPhone/iPadで利用している全てのアプリの使用時間を設定アプリの[スクリーンタイム]項目から確認することが可能で、ここではiOSデバイスの利用時間やどのカテゴリーのアプリを何時間利用したか、画面を見ない時間帯を設定できる「休止時間」、「App使用時間制限」、「常に許可(するApp)」、「コンテンツとプライバシーの制限」設定を確認&設定することが可能で、
さらに[すべてのデバイス]項目では「今日」と「過去7日」間にどのアプリをどの時間帯に何時間利用したかをグラフ化して表示してくれる機能や、iPhone/iPadを持ち上げた回数、通知が表示されたアプリとかその回数を確認し、ユーザー自身がどのアプリを最も利用しているかや、どのアプリの通知により作業が中断されたかといった事を確認することができます。
アプリの利用制限
また、現在iOSデバイスはApp Storeに「ゲーム」という独立したカテゴリができ、50万本以上のゲームアプリが配信されているほどゲーム端末としても利用されていますが、iOS 12のスクリーンタイムでは親が子供のアプリの使用時間を制限できる「Nintendo みまもり Switch」のような機能があります。
この機能を利用することで、子供やセルフコントロールができない大人がゲームやアプリをする時間を制限することが可能(要ファミリー共有)で、設定した利用時間の5分前になると通知を出して、利用時間を過ぎると[時間制限]という画面を表示し、アプリを利用できないようにしてくれます。
スクリーンタイムのレポートや設定はiCloudで共有することが可能で、最近ではGoogleもYouTubeの視聴時間を制限できる機能をアプリに追加しているので、ゲームや動画に何時間も費やしてしまう方はこの機能を利用して生活を見直してみるいいチャンスかもしれません。
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