AppleがHigh Sierra/Sierra向けの「セキュリティアップデート 2019-002」を差し替えています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2019年03月25日、macOS Mojave 10.14.4 Build 18E226アップデートと共に現在もサポートを続けている2世代前までのmacOS 10.12 SierraおよびmacOS 10.13 High Sierra向けに「Security Update 2019-002」アップデートの提供を開始しましたが、頂いたコメントやAppleのサポートによると、Appleは現地時間03月29~30日付けで、このセキュリティアップデートを差し替えたそうです。(コメント欄でのご指摘ありがとうございます。)
Install the latest build for your version of macOS
Security Update 2019-002 for macOS High Sierra and macOS Sierra has been updated.
If your Mac is running macOS High Sierra or macOS Sierra, please update your Mac to use the latest build number for your version of macOS:About the security content of Security Update 2019-002 High Sierra and Security Update 2019-002 Sierra – Apple Support
確認したところ、High Sierra&Sierra共にBuildナンバーが1上がっており、既に古いセキュリティアップデート 2019-002を適用してしまった方にはMac App Store経由で追加のアップデートが適用されるようになっているので、気になる方はsw_versコマンドや「このMacについて」でBuildナンバーを確認してみてください。
3月25日のアップデート | 3月30日のアップデート | ダウンロード | |
---|---|---|---|
High Sierra | macOS 10.13.6 Build 17G6029 |
macOS 10.13.6 Build 17G6030 |
Apple |
Sierra | macOS 10.12.6 Build 16G1917 |
macOS 10.12.6 Build 16G1918 |
Apple |
このアップデートで何が修正されたかは公開されていませんが、現在のところHigh Sierra Build 17G6030およびSierra Build 16G1918へアップグレードするとNVIDIAのWebドライバが間に合っておらず、CUDA/NVIDIAドライバが利用できないという問題が発生しているそうです。
コメント
これでNVidiaのGPUをmacOSで抹殺する気かよ。
とりあえず今日NVIDIAのアップデート出てて助かったけど、しれっと差し替えられてるのはマジ困る