Primate Labs、Macのストレステストの結果を公開。MacBook Pro 2018のスロットリングはCPU/GPUを同時に利用するケースで現れるもよう。

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 Primate LabsがMacのストレステストを実施し、MacBook Pro 2018のサーマルスロットリングについてコメントしています。詳細は以下から。


 現在、MacBook Pro 2018のCore i9モデルを購入したユーザーの間で、MacBook Proの筐体がCPUの熱を処理できずサーマルスロットリングが起こり、Adobe PremiereFinal Cut Pro Xで思ったようなパフォーマンスが出ず、CPU数を制限すると良いパフォーマンスが出たりするという事が話題になっていますが、この問題についてGeekbenchを開発しているPrimate LabsのJohn Pooleさんが所有しているMacのストレステストを行っています。

Surprisingly, yes. The export completed in just 5 minutes and 12 seconds, 18 seconds faster than the it did when using all 6 cores. Notice the difference in throttling. Although still present, you’ll definitely spot less dips to 800 MHz when only 4 cores are utilized.

Here’s how Apple’s new MacBook Pro throttles with Final Cut Pro X exports [U] | 9to5Mac

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ストレステスト

 PooleさんはPrimate Labsで所有しているMac Pro (Late 2013)x2、MacBook Pro (Mid 2018) Core i7モデル、iMac (mid 2017)、MacBook Pro (Mid 2017)で、Geekbench 4アプリを10回Buildするといストレステストを行ったところ、

以上のような大方の予想通りの順位となることを確認したほか、Build Timeの変動係数(CoV:Coefficient of Variation)を算出し、Mac ProやiMacなどのデスクトップMacはCoVが0.5%程度だったのに対し、ラップトップMacはCoVが2.6%と3.9%とばらつきがある事がわかったそうですが、

Model Median Standard Deviation CoV
Mac Pro (Late 2013)
Intel Xeon E5-2697 v2
183.5 0.5 0.3%
MacBook Pro (Mid 2018)
Intel Core i7-8850H
225.8 5.7 2.6%
iMac (Mid 2017)
Intel Core i7 7700
237.4 1.1 0.5%
MacBook Pro (Mid 2017)
Intel Core i7-7820HQ
331.2 13.1 3.9%
Mac Pro (Late 2013)
Intel Xeon E5-1620 v2
361.6 0.3 0.1%

この程度の数値は指摘されているような顕著なサーマルスロットリングではなく、実際、利用したMacBook Pro (Mid 2018)はストレステスト中Intel Power Gadgetで確認しても3.0~3.1GHzで動作し、ベースクロックの2.6GHzを上回っていたそうです。

Conclusions

 この結果からPooleさんは、MacBook ProのサーマルスロットリングはAdobe PremiereなどCPUとGPUを同時に利用するケースに対して顕著で、今回の問題も新しいIntel CPUとAMD GPUの組み合わせによって発生しているのではないかと推測しており、

So what’s going on here? Why does this test not replicate the throttling seen in other tests? Part of the issue is the test themselves. Premiere uses both the CPU and the GPU, while Geekbench only uses the CPU. If the GPU contributes significant heat, then that will cause the CPU to throttle more aggressively. It’s possible the decrease in performance observed in Premiere is due to a combination of new AMD GPUs with new Intel processors, or to the new AMD GPUs themselves.

MacBook Pro (Mid 2018) Throttling – Geekbench

それ以外のCPUしか利用しないようなソフトウェア開発やGPUを長期利用しないタスクであれば、MacBook Pro (Mid 2018)はベストなパフォーマンスを出すだろうと予想しているので、利用されるアプリによってはMacBook Pro 2018に最適化されるまでもう少し待つ必要があるかもしれません。

コメント

  1. 匿名 より:

    あーそれで今回の騒動Yutuberばっかりが騒いでるのか。
    あいつらFCPかPremiereしか使わないしな。

  2. 匿名 より:

    そりゃ、デスクトップもノートも本当に処理能力が必要な層は、もうとっくにWindowsに移ってるからだろう。
    長すぎたよ。

  3. 匿名 より:

    2016モデルでもCADでレンダリングすると熱くていきなり遅くなるから
    I9とか絶対無理だな。

  4. 匿名 より:

    結局Adobe Premiereなんかが最適化されたところで、発熱と排熱問題は解決されないよな…

    • 匿名 より:

      これの最適化って、結局のところCPUとGPUに同時に負荷をかけない事しか無いから、出来たとしても今よりはマシだけれど最速より劣る程度しか無理だよな。
      しかしまあ、Adobeでは起きた事は無いけれど現状でもWindowsの様に、セーブも出来ずにいきなりシャットダウンなんて事が無いだけマシか。

  5. 匿名 より:

    ピンポンダッシュ専用機

  6. 匿名 より:

    分散が大きいから、速度はサイコロを複数振った合計のように、バラツキが大きいわけか。

  7. 匿名 より:

    ThinkPadでも起きてるんじゃなかったっけ?

    • 匿名 より:

      ThinkPad P71だけど、さずがにそのような事はないね。
      P5000も載ってるけど、大丈夫。

  8. 匿名 より:

    eGPU使えばいいんじゃね

  9. 匿名 より:

    i9は熱すぎたので返品してi7の2.2に交換してもらった。
    それでもめっちゃくちゃあつくなるなー