MacBook Pro Late 2016がクラッシュし続ける不具合はUSBドライブの消費電力などが原因になっているかもしれないというジニアスのコメントをTidBITSが伝えています。詳細は以下から。
Appleが新たに発売を開始したMacBook Pro Late 2016モデルでは、アダプタ類を使用しTime Machineバックアップを作成するとMacがクラッシュし再起動後に再びクラッシュするという不具合が報告されていますが、
TidBITSのJeff Portenさんは、大きなファイルを外部ドライブにコピーしている時にこの不具合に遭われたそうで、この不具合はSSDから1つだけ接続した外部ドライブにデータを転送する時は発生しないものの、AppleのUSB-C to USBアダプタやAukeyのUSB-Cアダプタを利用すると発生したそうです。
Some 2016 MacBook Pros Suffering USB Drive Problems https://t.co/VyQFPMOWlo
— TidBITS (@TidBITS) 2016年12月5日
I now can get the same error message repeatedly when trying to do any large copy from one external drive to another, using either Apple’s USB-C to USB Adapter or an adapter from Aukey. However, I’ve had no problems copying from my internal SSD to a single external drive, and likewise was able to migrate from that drive when I set up the MacBook Pro.
Some 2016 MacBook Pros Suffering USB Drive Problems – TidBITS
原因は?
Jeff Portenさんはさらに調査を続け、Appleのリテールストアでは再現できなかったものの、いくつかのテストからこの不具合はTime Machineのバックアップ中だけでなく、USBの組み合わせに問題があると推測し、AppleのGeniuseはUSBの消費電力が関係していると推測し、将来ファームウェアアップデートが必要になるだろうと示唆したそうです。
- 1つの外部ドライブが1つのThunderbolt 3ポートに接続されている場合 → 安定
- 複数の外部ドライブが電力供給があるUSBハブに接続されている場合 → 安定
- 複数の外部ドライブを複数のThunderbolt 3ポートに直接接続する → 不安定
The Apple Geniuses speculated that it might be related to USB power draw, and suggested that a future firmware update may be needed.
Some 2016 MacBook Pros Suffering USB Drive Problems – TidBITS
TidBITSではもし同じようにMacBook Pro Late 2016が定期的にクラッシュする不具合に遭われている場合は、以下の様な点を注意するようにコメントしているので、参考にしてみてください。
- Time Machine(TM)を利用している場合はTM用の外付けドライブのみを1つのポートに接続し、複数のポートを使用している時はTMをOFFにする。(ネットワークは影響を受けないようなので、Wi-Fi上のTMにバックアップを取るのもいいが、Ethernetアダプタの不具合も報告されている)
- この不具合の問題の1つにデータ転送量があるようなので、大きなファイルを2つの外部ディスク間でコピーする場合は慎重に。
- USBドライブを利用していない時はそれらを取り外しましょう。
コメント
見送ってiPhone 7買って正解だった。
ケーブル一本で電力も信号も同時に送るって考えがおかしい。
それにノートPC内部みたいに放熱用空間が乏しいところで更に電力を使えばチップが
アッチッチになるのは当たり前。
まじかよ
コピー中にクラッシュとか笑えないぜ
規格としてはマージンしっかりみてるんだから、ファームウェアとかコントローラ・ドライバ側の成熟度の問題だよね。さっさとなんとかしてほしいけど、USBも初期は酷かったからな…。