Blackmagic Design、Radeon Pro 580やUSBハブを搭載したThunderbolt 3対応eGPU「Blackmagic eGPU」を発売。

Blackmagic eGPU eGPU
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 AppleがBlackmagic Designが作成したRadeon Pro 580搭載のThunderbolt 3対応eGPU「Blackmagic eGPU」を発売しています。詳細は以下から。


 Appleは現地時間2018年07月11日、Intelの第8世代CPUとTrue Tone Display、Apple T2チップを採用し、最大32GB RAMや4TB SSDを選択可能なMacBook Pro 2018モデルを発表しましたが、同時にオーストラリアの映像機器メーカーBlackmagic Designが開発したeGPU「Blackmagic eGPU」を新たにApple Storeで販売すると発表しています。

Blackmagic eGPU

Blackmagic eGPU デスクトップクラスのグラフィックスを、デスク以外でも。
Blackmagic Designが、MacBook Proに理想的な外付けGPU(eGPU)を作りました14。ノートブックの持ち運びやすさをあきらめることなく、デスクトップクラスのグラフィックス性能を体験できるようにするためです。オールインワンのアルミニウムの筐体に収められたBlackmagic eGPUは、パワフルなのに静か。Thunderbolt 3でMacBook Proを充電し、内蔵されたI/O接続でThunderbolt 3ディスプレイとVRアクセサリの両方を同時に駆動させることもできます。Blackmagic eGPUとMacBook Proがあれば、どんな場所でも、プロ向けアプリケーションを高速化させたり、VRコンテンツを制作したり、驚くほどなめらかなゲームプレイを楽しめます。

MacBook Pro – Apple(日本)

eGPU性能

 BlackmagicによるとBlackmagic eGPUはiMac 5K 2017モデルと同等のスペックとなる、8GBのDDR5 RAM(VRAM)と最大5.5 TFlopsの計算ユニットが36個(SP数は2304)搭載されたRadeon Pro 580グラフィックプロセッサーを採用しており、MacBook Pro 2016とDaVinci Resolveを用いたベンチマークは通常の13インチモデルより4~6倍、dGPUを搭載した15インチモデルより1.9~2.6倍高速となっているそうです。

Blackmagic eGPUのベンチマーク

グラフィックス性能

  • GPU : Radeon Pro 580
  • ビデオメモリー : 8 GB
  • 計算ユニット : 36
  • ストリームプロセッサー : 2304
  • テクスチャーマッピングユニット : 144
  • ラスターオペレーションパイプライン : 32
  • ベースクロック : 1200 MHz
  • メモリクロック : 1693 MHz
  • メモリーバス幅 : 256-bit
  • メモリーバンド幅 : 217 GB/s

I/O

 インターフェイスは以下の通りで、各ポートは背面に集められ、MacBook ProとThunderbolt 3ケーブル1本でUSB機器やLG UltraFine 5K Displayなどのディスプレイの接続、MacBook Proの充電を行うことが可能になっています。

  • USB 3.1 Gen1 Type-A x4ポート(内蔵ハブ)
  • 最高40Gb/sのThunderbolt 3 x2ポート
  • 4K@60Hz出力対応のHDMI 2.0 x1ポート
  • MacBook Proを充電も可能な85Wホスト充電機能(電源は315Wを搭載)

 Blackmagic eGPUの筐体は陽極酸化処理が施されたアルミニウム製で電源に接続するとベース部分に設置されたLEDが光り、内部には可変速ファン、Thunderbolt 3ケーブル(0.5m)と電源ケーブル(1.8m)が付属し、重さは4.5kg、サイズ176.9 x 176.9 x 294.4 mmで、

Blackmagic eGPU

価格は税別89,800円(US:699ドル)で本日よりApple Storeで購入可能となっているので、グラフィックスアプリやVR、ゲーム、Core MLなどを利用される方はチェックしてみてください。

コメント

  1. 匿名 より:

    Radeon pro 580でこれは高すぎるわ

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