MacBook Pro Late 2016とAKiTiO Nodeを利用したThunderbolt 3接続eGPUのセットアップ&ハンズオン動画が公開されています。詳細は以下から。
2016年の年末から、eGPU.ioを中心としたフォーラムでMacBook Pro Late 2016とAKiTiOのThunderbolt 3エンクロージャーを利用し、Thunderbolt 3 eGPUを利用する手法が構築[1, 2]され、セットアップ手順やスクリプトが公開されるようになっていましたが、9to5MacのJeff Benjaminさんがその詳細なセットアップ手順とベンチマークを含めたハンズオン動画を公開しています。
Hands-on: Turbo charge your MacBook Pro graphics performance with the Akitio Node eGPU over Thunderbolt 3 [Video] https://t.co/ou6RqHjd66 pic.twitter.com/WYl3BwzAap
— 9to5Mac (@9to5mac) 2017年1月18日
The 2016 MacBook Pro has endured criticism for its lack of I/O ports, but what that it does have — two or four Thunderbolt 3 ports based on your configuration — have lots of potential. For example, it’s now possible to connect an external GPU (eGPU) box via Thunderbolt 3 and tap into the power offered by a full-sized graphics card.
Hands-on: Turbo charge your MacBook Pro graphics performance with the Akitio Node eGPU over Thunderbolt 3 [Video] – 9to5Mac
セットアップ
9to5Macが今回使用した環境は以下の通りで、現在macOSではNvidiaのPascal GPUがサポートされていないため、Nvidiaユーザーの方はMaxwellカード(GTX 970, 980 など)を利用する必要が有ることや、AKiTiO NodeのファームウェアアップデートがWindows PCでしか行えないこと、macOSのシステム保護機能SIPの無効化、使用していないTB 3ポートを塞ぐUSB-Cアダプターが必要、などが注意点として挙げられています。
- AKiTiO Nodeや他のeGPU拡張ボックス
- AKiTiO Nodeはfirmware (v1.0.0.4 B1-23+3.6.1)へのアップデートが必要
- AKiTiO NodeがサポートしたRX 480や他のグラフィックスカード
- Thunderbolt 3ポートを搭載したMacBook Pro
- 外部ディスプレイ
- USB-C to USBやUSB-C SDカードリーダーなどのUSB-Cアダプター
- セットアップ用スクリプト”automate-eGPU.sh“
ハンズオン動画
セットアップやベンチマークスコアをまとめたハンズオン動画は以下の通りで、GPUベンチマークとして定番の”Heaven Benchmark“や”Valley Benchmark“、Final Cut Proのエクスポートテストのスコアが掲載されており、ゲームユーザーやFCPユーザーならばeGPUの恩恵を受けられるとコメントされているので、興味のある方は試してみてください。
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