WebサイトをmacOSのネイティブアプリ化出来る「Fluid」がv2.0 Betaでプロセス分離モデルに対応したWebKit2をサポート。

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 WebサイトやWebアプリをmacOSのネイティブアプリ化出来るアプリ「Fluid」がv2.0 Betaでプロセス分離モデルに対応したWebKit2をサポートしたそうです。詳細は以下から。

Fluid app

 Fluidは元Appleのソフトウェアエンジニアで、現在は米Yahoo!のTodd Ditchendorfさんが2007年から開発を始め2011年にリリースしたアプリで、WebKitを利用してWebサイトやアプリをmacOSのネイティブアプリのようにすることができますが、この「Fluid v2.0」のBeta版が新たに公開されています。

Version 2.0. Just a svelte 8.9 MB download. Requires Mac OS 10.12 or later.

Turn any website into a real Mac app with Fluid – Fluid

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Fluid v2.0

 Fluid v2.0(Beta)ではAppleが2010年に発表し、Mac OSでは2011年のSafari v5.1、iOSでは2014年のiOS 8で導入されたWebKit2が採用され、レンダリングエンジンを別プロセスで動かすことができるプロセス分離モデル(Split Process Model)が利用できるようになっており、

WebKit2 – High Level Document
WebKit2 is a new API layer for WebKit designed from the ground up to support a split process model, where the web content (JavaScript, HTML, layout, etc) lives in a separate process from the application UI.

WebKit2 – WebKit

Fluid v2.0このWebKit2のサポートに加え、UIや設定パネルの変更が行われたそうで、そのため11年目にして初めての有償アップグレード(5ドル)となっており、Full VersionをUnlockするとフルスクリーンモードやステータスメニューバーへの固定、ユーザースクリプト機能などが利用することが可能になるそうです。

Fluid v1.8とv2.0の比較

 今回までFluidはしばらくアップデートが止まっており、その間にElectronを利用してラッパーアプリを作り出す「Nativefier」やOSSの「WebShell」などがリリースされていましたが、Toddさんは現在通知やパネル機能もサポートするため作業しているとコメントしているので、興味のある方は公式サイトのトライアル版を利用してみてください。