iFixit、MacBook (Retina, 12-inch, 2017)モデルの分解レポートを公開しています。詳細は以下から。
Appleデバイスのアップグレードや修理キットを販売している米iFixitが、Appleが新たに発売を開始したMacBook (Retina, 12-inch, 2017)の分解レポートを公開しています。
Introduction
It has been just over a year since Apple unveiled its first update to the Retina Macbook. A year later we hold the same computer second update. Join us as we teardown the 2017 Retina Macbook to try and determine where exactly Apple thinks differently.Retina MacBook 2017 Teardown – iFixit
分解レポート
AppleはWWDC 2017の基調講演の中でCPUをIntelの第7世代Coreプロセッサ「Kaby Lake」へアップデートした新しいMacBook Retina 12インチモデルを発表し、現在では過去に発売されたMacBook Retina 12インチシリーズシリーズを含め以下のMacBook (Retina)モデルが発売されていますが、
- MacBook (Retina, 12-inch, Early 2015) – iFixit
- MacBook (Retina, 12-inch, Early 2016) – iFixit
- MacBook (Retina, 12-inch, 2017) – iFixit
iFixitの分解レポートによると、2017モデルは2015モデルで採用されていたトライウィングネジは採用されず、2016モデルと同じトルクスとフィリップスネジが採用されている他、
Last year we noted that Apple moved away from its inclusion of a tri-point screw in the MacBook and replaced it with a Phillips screw.
Retina MacBook 2017 Teardown – iFixit
キーボードはこれまでのバタフライ構造からAppleがMacBook Proシリーズにも採用している第2世代のバタフライ構造が採用されています。
キーボードを進化させるために、バタフライ構造が進化しました。
新たにAppleの第2世代のバタフライ構造を採用することで、キーボードの体験を進化させました。さらに快適な使い心地と、さらに優れた反応が得られます。キーを叩くと、きびきびとした動きで沈み込んで跳ね返るので、タイピングを始めた瞬間に指先が違いに気づくはずです。
iFixitはMacBook 2017モデルは比較的手に入りやすいトルクスとフィリップスネジが採用されているものの、オンボードのCPU/メモリ、底面ケースに大量の接着剤を利用し固定されたバッテリーなどユーザーが修繕できるパーツがほぼ無いとして、分解や修理のしやすさを示す”Repairability”を過去のモデルと同じく10段階中最も難しい”1″としています。
コメント
>キーボードはこれまでのシザー構造から
MacBook12(Retina)は登場時からバタフライ構造だが…
メーカーページの「これまで」は一般的なノートPCのことと思われ…
ご指摘ありがとうございます。
シザー構造→バタフライ構造に修正しました。
Wordpressのキャッシュクリア後に変更されていると思います。