Twitterにアクセスできなくなった「Twitter for Mac」の代わりはChromeのPWAで「Twitter Lite」を使うのが最適のようです。詳細は以下から。
Twitter, Inc.は2018年03月16日、Mac用Twitterクライアント「Twitter for Mac」のサポートを終了し、加えてAPIキーを無効にすることでTwitter for Macからのアクセスを遮断しましたが、これに対しTwitterのエンジニアNolan O’BrienさんがTwitter for Macの代わりはChromeのProgressive Web Apps(以下、PWA)で「Twitter Lite」を利用するのが最適だとコメントしています(コメント欄でのご指摘ありがとうございます)。
Enable notifications to keep up to speed with Twitter like a normal app.
`CMD+Tab` between apps like usual.
Enjoy 280 characters and all the recent features of Twitter without having install another update.#TwitterLite is #TwitterForMachttps://t.co/2uxNBW5B1D
3 of 3— Nolan O'Brien (@NolanOBrien) 2018年3月16日
本日から順次提供されるTwitter Liteは、理想的ではない通信環境でもTwitterをできるだけ快適にご利用いただけるよう、データ利用量を最小限にし、読み込み速度をアップさせ、不安定なネットワークでも利用しやすくし、デバイス上の容量も1MB以下に抑えるように設計しました。起動時や利用時の読み込み速度も最大30%アップさせ、Twitterの基本的な機能であるタイムライン、ツイート、ダイレクトメッセージ、トレンド、プロフィール、画像などのアップロード、通知などを搭載しています。このTwitter Liteは、ブラウザが使えるスマートフォンやタブレットをお持ちの、より多くの世界各地の方々にTwitterをご利用いただけるように、という考えで設計しました。
Twitter Liteのご紹介 – Twitter
Twitter Lite
Twitter Liteは昨年04月に公開されたモバイル版Twitterで、通信制限のあるモバイルデバイスのためにデータ節減モードや利用するストレージ容量の削減、起動時の読み込み速度の最適化に加え、
Twitter Lite is a faster, data friendly way for people to use Twitter to see what’s happening in the world.
👉 https://t.co/AIUgyCAFj0 pic.twitter.com/9EIG7pgK6O
— Twitter (@Twitter) 2017年4月6日
オートアップデート機能やプッシュ通知、オフラインモードなどをサポートしており、TwitterはGoogleとパートナーシップを結びChromeなどで最適に動くように設計されているそうです。
Chrome for MacでTwitter Lite
Chrome for MacでTwitter LiteをPWAにするには、まず現在「試験運用機能」としてサポートされていているデスクトップ版ChromeのPWAを有効にするために、アドレスバーに以下のChrome URLを入力し、「Desktop PWAs」を[Enable]にします。
chrome://flags/#enable-desktop-pwas
次に、Twitter Lite(mobile.twitter.com)を開き、Chromeの設定ボタンからPWAを有効にしたことで表示される「アプリケーションに追加…」を選択し、アプリケーションにTwitter Liteをインストールします。
インストールされたTwitter Liteはデフォルトで以下のディレクトリに保存され、データセーブ機能やmacOSのネイティブ通知に対応した通知機能、280文字のツイート、そして1つのアプリとして保存されているので、Command + Tabでのアプリ切替(Openコマンドの場合はこれが出来ません)などが利用できるので、TweetbotやTwitterrificなどのネイティブアプリが合わなかった方は試してみて下さい。
~/Applications/Chrome Apps.localized
- Twitter Liteのご紹介 – Twitter
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