iMac Proに搭載可能な「AMD Radeon Pro Vega 64」のOpenGLスコアはMac Pro 2013「FirePro D500」の1.8倍程度になるようです。詳細は以下から。
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Appleが2017年12月14日より発売を開始する「iMac Pro」には標準で「Radeon Pro Vega 56 (8GB HBM2メモリ)」が搭載され、オプションで「Radeon Pro Vega 64 (16GB HBM2メモリ)」が搭載可能となっていますが、既にレビュー用のiMac Proを提供された米Panic Inc.のCabel Sasserさんが「Radeon Pro Vega 64」モデルのOpenGLスコアを公開しています。

グラフィックス Vega GPU
Radeon Pro Vega 56グラフィックプロセッサ(8GB HBM2メモリ搭載)
オプション:Radeon Pro Vega 64グラフィックプロセッサ(16GB HBM2メモリ搭載)に変更可能iMac Pro – 仕様 – Apple
ベンチマーク
Appleから提供された「Radeon Pro Vega 64」モデルのiMac ProはPanic社が開発を手掛けたゲーム「Firewatch」を2560 x 1440@62FPSでプレイ出来るそうで、Cinebench R15を利用したOpenGLスコアではMac Pro Late 2013のエントリーモデルである「AMD Radeon D500」よりFPSベースで約80%性能が向上しており、iMac 5K 2014モデルとでは33~57%程度高いスコアとなったそうです。

また、Cinebench R15でのCPUスコアは以下の通りで、iMac ProがMac Proの2倍以上のスコアとなっており、これに5Kディスプレイとスペースグレイ仕様のMagic Keybaord/Mouse 2が付くと考えると、iMac Proはプロユース向けMacとしてのコストパフォーマンスは高いかもしれません。

| Mac Pro Late 2013 下位モデル |
Mac Pro Late 2013 上位モデル |
iMac Pro 2017 CTOモデル |
|
|---|---|---|---|
| CPU | 3.5GHz 6-Core Intel Xeon E5 | 3.0GHz 8-Core Intel Xeon E5 | 3.0GHz 10-Core Intel Xeon W |
| GPU | Dual AMD FirePro D500 | Dual AMD FirePro D700 | Radeon Pro Vega 64 |
| 価格 | 2,999ドル (298,800円) |
3,999ドル (398,800円) |
4,999ドル (???円) |


コメント
ハードは速くなっても、High Sierraの問題は何時に解決されるやら。
MacPro2013の時と同様に、半年ぐらい不安定さと戦うのかなぁ。
(結局 速さは帳消しになるけど…)
まだ注文できないね。買いたいのに…