macOS 10.13 High Sierra beta 5で「AMD Radeon Vega RX 64」のeGPU起動に成功したようです。詳細は以下から。
Appleは2017年06月に行われたWWDC 2017で、プロユーザー向けに最大18-CoreのXeonプロセッサや128GB ECCメモリ, 4TBのフラッシュストレージを搭載した「iMac Pro」を2017年12月に発売すると発表し、同iMacにはAMD Radeon Pro Vega 56/64 GPUを採用すると発表しており、
グラフィックス Vega GPU
Radeon Pro Vega 56グラフィックプロセッサ(8GB HBM2メモリ搭載)
オプション:Radeon Pro Vega 64グラフィックプロセッサ(16GB HBM2メモリ搭載)に変更可能iMac Pro – 仕様 – Apple
それに伴いmacOS 10.13 High Sierra betaでは新たなグラフィックドライバ”AMD10000Controller.kext”がテストされ、現在公開中のbeta 5まで数回アップデートが繰り返されていますが、このHigh Sierra betaのGPUドライバを利用しRadeon Vega RX 64をeGPUで起動することにeGPUボックを開発している台湾のMantizが成功したようです。
Vega RX 64 is on High Sierra Beta 5 pic.twitter.com/kEn6GOT4Yc
— Mantiz eGPU (@Mantiz_John) 2017年8月10日
ベンチマークスコアなどの詳しいことは分かっていませんが、画像を見る限りVegaを搭載したeGPUはMacBook ProにPCIe x16で接続され、Metal”macOS_GPUFamily1_v2“をサポートしているようなので、今後何か進展があればeGPU.io Forumなどで報告されると思われます。*日本では株式会社アスクがSapphireのAMD Radeon RX Vega 64搭載ビデオカードを08月18日から発売するそうです。
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