AppleがWebサイト別の設定が可能になった「Safari 11」をSierraおよびEl Capitan向けにリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2017年09月19日、Webサイト別のコンテンツブロッカーやリーダーモード、自動再生抑制機能などが利用できるようになったブラウザ「Safari 11」をmacOS 10.12 SierraおよびOS X 10.11 El Capitan向けに公開しています。
Safari 11アップデートはすべてのmacOS Sierra/OS X El Capitanユーザーに推奨され、プライバシー、互換性、およびセキュリティの改善を含む以下の修正を含んでいます。
- オーディオ付きのメディアが、ほとんどのWebサイトで自動再生されなくなります。
- リーダー、コンテンツブロッカー、ページの拡大/縮小、および自動再生設定をWebサイトごとに個別に適用したり、すべてのWebサイトに適用することが可能になります。
- 連絡先カードから自動入力の精度が向上します。
- HTMLビデオ及びオーディオの最新のメディアがコントロールが利用できます
- パフォーマンスと効率が向上します
リリースノートより
Safari 11では3件の脆弱性が修正されている他、リアルタイムコミュニケーション用API「WebRTC」や「WebAssembly API」、「Auto-Play blocking」などがサポートされ、Google Chromeと比較してJavaScriptパフォーマンスは約80%高くバッテリー消費量や新しいプライバシー設定も搭載されているので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。
OS X 10.10 Yosemiteのサポートは終了したようです。
- About the security content of Safari 11 – Apple Support
コメント
ようやく要望が通ったか。まあみんな要望してたんだろうけど。
でも状況自体どんどん変わっていて、クラウドでやられると対応出来なくなる。1つのIPに100個ものFQDNを割り当ててたり、その逆もある。
このようなリンクをhtml中で動的に作られるとブロッカーはお手上げになる。
この点ではまだ広告屋に後塵を拝しているかな。
ただ、ページの拡大縮小を常時監視して、ブックマークレットによる拡大を許さないような意固地なサイトを指定してそんな機能をキャンセルできるなら喜ばしい。
これもいつか対応してくれたらいいですね。
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MacのSafariでスワイプの進む・戻るが遅い
https://discussionsjapan.apple.com/thread/10156695?start=0&tstart=0