Apple、緊急セキュリティ対応「macOS 13.4.1 (c)」と「iOS/iPadOS 16.5.1 (c)」のセキュリティコンテンツを公開。WebKitのゼロデイ脆弱性とRSR(a)での不具合を修正。

About Rapid Security Responses for iOS 16.5.1 (c) Safari
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 Appleが緊急セキュリティ対応「macOS 13.4.1 (c)」と「iOS/iPadOS 16.5.1 (c)」のセキュリティコンテンツを公開しています。詳細は以下から。

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 Appleは現地時間2023年07月12日、最新のmacOS 13.4.1 VenturaとiOS/iPadOS 16.5.1向けに、月例のセキュリティアップデートとは別にセキュリティに関わる重要なアップデートを素早く提供する緊急セキュリティ対応 (c)をリリースしましたが、先程そのセキュリティコンテンツが公開されています。

macOS 13.4.1とiOS16.5.1の緊急セキュリティ対応 (c)

 Appleが公開したセキュリティコンテンツによると、macOS 13.4.1 VenturaとiOS/iPadOS 16.5.1の緊急セキュリティ対応(c)では、(a)で修正したWebKitのゼロデイ脆弱性(CVE-2023-37450)に加え、(a)適用後に発生していた、一部のWebサイトが正しく表示されない問題が修正されたそうなので、最新のmacOSやiOSユーザーの方はシステム設定アプリからアップデートすることをお勧めします。

About Rapid Security Responses for iOS 16.5.1 (c)

iOS 16.5.1 (c) and iPadOS 16.5.1 (c)
Released July 12, 2023
Rapid Security Responses iOS 16.5.1 (c) and iPadOS 16.5.1 (c) include the security content of Rapid Security Responses iOS 16.5.1 (a) and iPadOS 16.5.1 (a) and fix an issue that prevents some websites from displaying properly.

About the security content of Rapid Security Responses for iOS 16.5.1 and iPadOS 16.5.1 – Apple

おまけ

 ちなみに、緊急セキュリティ対応(RSR:Rapid Security Response)は通常(a), (b), (c)….とバージョン管理されていきますが、今回リリースを予定していたRSR(b)は何らかの理由でスキップされたようです。

About Rapid Security Response versioning

それぞれの緊急セキュリティ対応は、基になるオペレーティングシステムのバージョンに対して「a」から始まり、次に「b」という順にバージョン管理されています。RSRのシリーズ内で次に続くRSRには常に前のRSRからの変更内容が含まれます。

緊急セキュリティ対応のバージョン管理より

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