AppleのHypervisorを利用し、ブリッジネットワークやUSBをサポートした「Veertu Desktop」を使ってみました。詳細は以下から。
Alex FishmanさんなどOracleに買収されたRavello Systemsのエンジニアにより設立された米&ウクライナのソフトウェア会社Veertu Software Ltd.が今年1月にリリースした「Veertu」は、AppleがYosemiteから導入したネイティブフレームワークHypervisor.frameworkを利用した初の仮想マシン構築アプリとして話題になりましたが、
This product release addresses some of the key items from the user feedback. It includes support for bridged networking and USB Pass Through and is now available as Veertu Desktop download outside the AppStore on our website. While we are very excited about being able to continue development on Veertu Desktop, we are also sad about taking this application out of the App Store.
Listening, Growing and Adapting
このVeertuが本日、Sandbox制限の関係から新しい機能が追加できないとして、Mac App Storeから脱退しオープンソースでの開発に切替え、ブリッジネットワークとUSBをサポートした「Veertu Desktop」を新たにリリースしたので早速使ってみました。
Veertu Desktop
Veertu Desktopは上記の通り、Mac App Storeでは配信されていないため、公式サイトからダウンロードしインストールします。
Veertu Desktopを起動すると、既にVeertuで作成されたVMイメージを新しいVeertu Desktop用のイメージに変換してくれる移行プロセス(インポート)とヘルパーツールのインストールが行われます。新しいVMライブラリはホームディレクトリ以下の”VM Library”となっています。
~/VM Library/
VeertuからVeertu Desktopへの「Ubuntu Gnome 16.04 Desktop」を移行し、起動してみました。Veertu DesktopでサポートされたUSBはVeertu Desktopメニューの[Devices] → [USB]から接続しマウントすることが可能になっており、
Veertuではサポート出来なかったブリッジネットワークもサポートされているので、興味のある方は利用してみてください。
- Run Windows and Linux on your Mac – Veertu
コメント
読み方はヴェーツ?
WindowsしかドライバのないUSBスキャナーが使えるか試してみようかな。
これでスナップショット機能があればParallellsの代わりに使えそう。
結局App Storeの制限だったのね。