Google Chrome v53 for Macは1年前のChromeと比較して33%少ない消費電力で動画や画像ページのブラウジングが可能になっているそうです。詳細は以下から。
Googleは2016年8月31日、Google Chrome v53の安定版を公開しましたが、本日公開されたChrome Blogの記事によると、Chrome v53は1年前にリリースされたChrome v46と比較して大幅に消費電力が抑制され、パフォーマンスが向上しているそうです。
As one example, Chrome for Mac now uses 33 percent less power for everything from videos and images to simple page scrolling. Whether you’re planning a vacation or getting work done, you now get more browsing time from a single battery charge.
Chrome: Faster and more battery-friendly
ベンチマーク
Googleは2015年8月、The VergeやGbatteries Energy Inc.など複数のメディアから「Google ChromeをMacBookで利用するとあっという間にバッテリーが消費されてしまう」という指摘を受け、これを改善するためにChrome v46からV8 JavaScriptエンジンの見直しやFlashコンテンツの抑制、非アクティブなタブのサスペンドなど行うと発表していましたが、
Google Chrome teamが本日公開した記事によると、Chrome v46とv53ではSpeedometerなどのベンチマークでデスクトップおよびAndroid版ともに15%以上スコアが向上しており、
Chrome for Macでは動画や画像コンテンツのページスクロールにかかる消費電力が33%抑制され、Chrome for Windowsを用いたVimeoのブラウザベンチでは約2時間12分バッテリー駆動時間が伸びていることが確認できたそうです。
Googleは今後Adobe社と共にFlashコンテンツを抑制し、HTML 5へのコンテンツの移行を進めていくと発表しているので、さらにChromeのパフォーマンスも向上していくと思われます。
コメント
それは助かる。改めてサファリと比べるとどうかな?
でも拡張機能を入れると重くなるからそんなに体感差は無いのでは