Googleが2016年中にもFlash Playerに代わり、HTML5をデフォルトにする計画を勧めているようです。詳細は以下から。
VentureBeatや”Intent to implement: HTML5 by Default“グループによると、Googleは2016年中にもGoogle ChromeでFlash Playerを無効にし、代わりにHTML5をデフォルトとして扱う計画を進めているそうです。
Google targets HTML5 default for Chrome instead of Flash in Q4 2016 https://t.co/ikKos6VHlk by @EPro pic.twitter.com/W7nSsFqajP
— VentureBeat (@VentureBeat) 2016年5月15日
Google has outlined a plan to push HTML5 by default in Chrome, instead of Flash. In Q4 2016, the company plans to only serve Flash by default for the top 10 domains that still depend on the plugin.
今後のFlashの扱い
Googleのプロポーザル“HTML5 by Default”によると、Flash Playerは今後 以下の様に扱われるようになるそうで、
- Flash PlayerはGoogle Chromeにバンドルするが、デフォルトとはしない
- 対象のサイトがHTML5を提供している場合は、それをデフォルトにする
- 対象のサイトがFlash Playerを必要とする場合には、ページトップにユーザーの許可を求めるプロンプトをする(以下参照)
- Google ChromeがFlash Playerの存在を通知し、ユーザーがFlash Playerを許可した場合はページを更新
- ユーザーがFlash Playerを許可した場合、次にそのサイトを訪れる際にはユーザーの設定を尊重する
- 過剰なプロンプト表示を避けるためTop 10 ホワイトリストを導入する
プロポーザルにあるホワイトリストはGoogleの集計情報によってYouTube.com, Facebook.com, Yahoo.com, VK.com, Live.com, Twitch.tv, Amazon.comなどがリストに挙げられており、このリストの有効期限は1年間。
If this whitelist were to be implemented today, Chrome’s internal metrics show that the top 10 domains using Flash would be YouTube.com, Facebook.com, Yahoo.com, VK.com, Live.com, Yandex.ru, OK.ru, Twitch.tv, Amazon.com, and Mail.ru. Google promises to update the whitelist periodically throughout the year to remove sites that no longer warrant an exception based on usage.
また、GoogleはすでにGoogle Chromeで重要なFlashコンテンツ以外の自動再生をデフォルトで停止していますが、今後は更にFlashコンテンツのコントロール設定なども加えていく計画のようです。
- HTML5 by Default – Google スライド
- Google targets HTML5 default for Chrome instead of Flash in Q4 2016 – VentureBeat
コメント
NPAPIのFlashプラグインを入れたくないから、その逃げ道としてChromeを使ってたが、
結局こうなるのか。
デフォでFlashプレイヤーを同梱せず必要ならアドオン的に後からChrome内のみにインストールする方向にすればいいのに
macでFlash使ってる動画見えると発熱がひどいんだよなぁ
別にデフォがどういう設定でもいい、だが
>対象のサイトがFlash Playerを必要とする場合には、ページトップにユーザーの許可を求めるプロンプトをする
テメーは駄目だ
なんで?無許可でFlashを動かせと?