Apple、macOSのウィルス定義データベース「XProtect」をv2092へ更新し、2種類のマルウェアをブロック。

XProtectのアップデートを表すアイコン XProtect
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 Apple、macOSのウィルス定義データベース「XProtect」をv2092へ更新し、2種類のマルウェアをブロックしています。詳細は以下から。

XProtectのアップデートを表すアイコン

 Appleは現地時間2017年06月06月、macOS/OS Xのウィルス定義データベースXProtect(関連記事)をv2092へアップデートし、「OSX.ATG15.B」と「OSX.Genieo.G」の2種類のマルウェアをブロックしています。

XProtect v2092のアップデート。

Critical UpdatesでチェックしするとXProtectがv2091となっていると思われますが、XProtect.metaはv2092更新されているはずです。

 OSX.Genieo.Gはアドウェアなどを同梱し、目的のアプリと同時にインストールする「Genieo」インストーラの亜種だと思われ、「OSX.ATG15.B」については特に情報がないため何かわかれば追記します。

XProtect v2092のplist

アップデート履歴

 最新のmacOSで2016~2017年間に行われたXProtectアップデートは以下の通りで、今回のアップデートではMRT(Malware Removal Tool)もv1.18へアップデートされています。

  1. 2016年01月06日:XProtect v2072 (古いFlash PlayerをブロックしXProtectを更新)
  2. 2016年01月16日:XProtect v2073 (Microsoft Silverlightのブロックを開始)
  3. 2016年02月07日:XProtect v2074 (ブロックするマルウェアを追加)
  4. 2016年02月10日:XProtect v2075 (データベースを修正)
  5. 2016年03月05日:XProtect v2076 (OS X初のランサムウェアKeRangerをブロック)
  6. 2016年03月29日:XProtect v2077 (マルウェアを追加)
  7. 2016年04月28日:XProtect v2078 (古いFlash Playerをブロック)
  8. 2016年05月18日:XProtect v2079 (古いFlash Playerをブロック)
  9. 2016年06月20日:XProtect v2080 (古いFlash Playerをブロック, YARAが追加)
  10. 2016年07月08日:XProtect v2081 (マルウェアを追加)
  11. 2016年09月15日:XProtect v2082 (古いFlash PlayerをブロックしXProtectを更新)
  12. 2016年09月20日:XProtect v2083 (macOS Sierraへ対応)
  13. 2016年10月13日:XProtect v2084 (古いFlash Playerをブロック)
  14. 2016年11月01日:XProtect v2085 (古いFlash Playerをブロック)
  15. 2016年11月21日:XProtect v2086 (新しいマルウェアをブロック)
  16. 2017年01月18月:XProtect v2087 (新しいマルウェアとSafari機能拡張をブロック)
  17. 2017年02月17月:XProtect v2088 (新しいマルウェアをブロック)
  18. 2017年02月23月:XProtect v2089 (新しいランサムウェアをブロック)
  19. 2017年04月29月:XProtect v2090 (新しいマルウェアをブロック)
  20. 2017年05月06月:XProtect v2091 (新しいトロイの木馬をブロック)
  21. 2017年06月06月:XProtect v2092 (マルウェアをブロック)
    • OS X 10.9 Mavericks以降 : XProtect v2092
    • OS X 10.8 Mountain Lion : XProtect v2089
    • Mac OS X 10.7.5 Lion : XProtect v2089
    • Mac OS X 10.7.4以下 Lion : XProtect v1097
    • Mac OS X 10.6 Snow Leopard : XProtect v109

 XProtectは自動的にアップデートが行われますが、強制アップデートおよびGatekeeperのバージョンの確認は以下のコマンドで行うことが可能です。

  • XProtectのバージョンの確認 (Yosemite以前)
  • defaults read /System/Library/CoreServices/CoreTypes.bundle/Contents/Resources/XProtect.meta Version
  • XProtectのバージョンの確認 (El Capitan以降)
  • defaults read /System/Library/CoreServices/XProtect.bundle/Contents/Resources/XProtect.meta Version
  • Gatekeeperのバージョンの確認
  • defaults read /private/var/db/gkopaque.bundle/Contents/Info.plist CFBundleShortVersionString
  • XProtectなどのアップデート
  • sudo softwareupdate --background-critical

おまけ

 XProtectのバージョンをチェックするだけならばSQWARQのPhilさんが開発&公開している「Critical Updates(関連記事)」アプリを使うと便利です。

コメント

  1. 匿名 より:

    > Critical UpdatesでチェックしするとXProtectがv2091となっていると思われますが、
    > XProtect.metaはv2092更新されているはずです。

    管理人さんに教えてもらった「Critical Updates」で毎回チェックしているので、
    この注意事項は凄く助かります。
    でもなんで、正しい値を拾わないor表示しないんでしょうね。

    • applech2 より:

      >でもなんで、正しい値を拾わないor表示しないんでしょうね。
      Critical Updatesの方は以下のplistの中にあるバージョンを参照しているようで、今回Appleはこのplistのバージョンをアップデートしていないようです。
      /System/Library/CoreServices/XProtect.bundle/Contents/Info.plist

      defaults readでチェックしているXProtectのバージョンは以下のmetaファイルですので、Critical Updatesの表示は間違っているけど間違っていない(?)といった感じでしょうか…
      /System/Library/CoreServices/CoreTypes.bundle/Contents/Resources/XProtect.meta

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