iOS 11 betaではiPhoneでもドラッグ&ドロップの一部機能を利用できるようです。詳細は以下から。
AppleはWWDC 2017の基調講演の中でiOS 11を搭載したiPadでドラッグ&ドロップ機能を導入し、マルチタスキング機能と併用してアプリ間でファイルの移動や操作が出来ることを紹介しましたが、複数の開発者によると、現在公開されているiOS 11 betaではiPhoneでもドラッグ&ドロップ機能が利用できるようです。
ドラッグ&ドロップ。指先で思いのままに。
ドラッグ&ドロップがiPadにやってきます。これからはテキスト、写真、ファイルをアプリケーション間で移動できるようになります。この機能はiPadの大きなMulti-Touchディスプレイのために作られてきたので、その体験はまるで魔法のようです。ほとんどあらゆるものを、それが複数のものでも、タッチして画面上のどこにでも動かすことができます。
iOS 11プレビュー – Apple(日本)
iPhoneで利用できるドラッグ&ドロップ機能
iOS 11 betaを搭載したiPhoneでドラッグ&ドロップ機能を発見したSteven Troughton-SmithさんやDave Schukinさんにらよると、iPhoneではファイルをホールドすることでドラッグ操作が始まり、タップとホールドの加減により以下の動作をするそうです。
- ショート・タップ → ファイルやアプリのオープン
- ミディアム・タップ → ポップオーバーのメニュー表示
- ミディアム・ホールド → ドラッグ操作がスタート
- ロング・ホールド → アプリの並び替え操作
ただし、iPhoneでのドラッグ&ドロップ機能はアプリ間(マルチタスキング機能)でのファイルの操作はサポートしていないようで、ホーム画面やiOS用ファイラーアプリ[Files」など特定のアプリでのみ可能となっていいるそうです。
アプリ内でのD&D | アプリ間でのD&Dは不可能 |
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この機能はiOS 11 beta限定かもしれませんが、AppleはWWDC 2017中に複数の「Drag and Drop」セッションを予定しているので、その中で何かコメントされるかもしれません。(リンクが公開されたら追記します。)
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