Appleのメール、メモ、マップアプリではmacOS 10.14 Mojaveのダークモードを適用しながら、メインコンテンツだけを明るくすることが可能です。詳細は以下から。
AppleはmacOS 10.14 Mojaveでシステム全体のアピアランスを暗くし、気を散らす要素を軽減できるスクリーン機能「ダークモード」をサポートしましたが、ダークモードはコンテンツに集中(content-focused)させることを目的としているものの、
Appleはユーザーがダークモードを利用する時に、そのコンテンツが実際に与える印象を考慮していくつかのアプリに、アピアランスを暗くしてメインコンテンツだけを通常のライトモードで表示することのできるオプションを追加しています。このオプションが追加されているのは以下のアプリです。
メール
メールアプリは受信メールと新規メール作成画面をダークアピアランスのまま明るくすることが可能で、[メール]メニューの[環境設定…] → [表示] → [✅メッセージの背景を暗くする」のオプションでON/OFFが可能です。


メモ
メモアプリも同様にメモの内容の背景のみを明るくすることが可能で、[メモ]メニューの[環境設定…] → [✅メモの内容の背景を暗くする]のオプションでON/OFFが可能です。


マップ
マップアプリはダークモードを適用すると夜の地球のような表示になりますが、これは「ダークマップ」という名称らしく、[表示]メニューの「ダークマップを使用 ✓」のオプションでライトマップ(?)に戻すことができます。


Safari
また、WWDC 2018のセッションでも取り上げられていましたが、デフォルトブラウザであるSafari(WebKit)にもダークモードは用意されているものの、スタイルシートとの関係もあるため、

矢印はWebKitを利用したXcodeのドキュメントサーチウィンドウ
現在はXcodeのドキュメントサーチウィンドウなど、一部のApple製アプリでプライベート利用しているとApple WebKitチームのTimothy Hatcherさんはコメントしています。
Right now that media query is internal only. We are considering proposing a standard query for dark mode.
— Timothy Hatcher (@xeenon) 2018年6月6日
コメント