AppleがHuman Interface GuidelinesをアップデートしmacOS Mojaveの「Dark Mode(ダークモード)」についての項目を追加しています。詳細は以下から。
AppleはWWDC 2018の基調講演で次期macOS 10.14 Mojaveを発表し、新機能としてシステムレベルでアピアランスを暗くする「ダークモード」を追加すると発表しましたが、これに対しアプリケーション開発のベースとなる「Human Interface Guidelines(以下、HIG)」をアップデートし、ダークモードのデザインガイダンスを追加したと発表しています。
The WWDC 2018 Human Interface Guidelines update includes the following changes.
macOS
- Added design guidance for Dark Mode
- Added design guidance for Ratings and Reviews
- Updated design guidance for Color to reflect Dark Mode
- Updated design guidance for Translucency and Vibrancy to reflect Dark Mode
Design – What’s New – Apple Developer
アップデートされたHIGでは開発者に対し、どちらか一方だけでなくライトおよびダークモード(アピアランス)両方での使用を想定したアプリの開発を行うことや、画像やアイコン、グリフ、タイポグラフィーを両モードで最適に指定することを求めています。
また、AppleはWWDC 2018のセッション210“Introducing Dark Mode“でもダークモードについて説明しており、ダークモードは単にライトモードと逆のインターフェイスを提供しているわけではなく、ユーザーをアプリケーションで扱う写真や動画、文章などに集中させるコンテンツフォーカスを目的としており、
AppleはそのためのAPIやダイナミック・システムカラー、8色から選択できるボタンやメニューUIのアクセントカラー、ライトモードと同様にウィンドウの境界やレイヤー(重なり)を認識させるための影などを提供しているそうなので、興味のある方はチェックしてみて下さい。
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