SCREENが互換性が問題となっていたEl Capitan搭載のヒラギノフォントの不具合がOS X 10.11.2で一部修正されたと発表しています。詳細は以下から。
AppleはEl Capitanでクレー、筑紫A丸ゴシックなど新しい日本語フォント4つを追加し、ヒラギノフォントに複数のウェイトを追加しましたが、このヒラギノフォントと株式会社SCREENが発売している製品版/従来版ヒラギノフォント(*)では一部互換性がなく問題となっていましたが、
平素は弊社製品をご愛顧頂き、誠にありがとうございます。
Apple社から10月1日にリリースされた新OS「OS X El Capitan 10.11、10.11.1(以下「OS X 10.11」という)」に搭載のヒラギノフォントの仕様が変更されています。以下にOS X 10.11に搭載のヒラギノフォントと「製品版/従来版フォント(※)」との互換性、使用上の注意点などをご説明いたします。
※製品版/従来版フォント:弊社製品版、MORISAWA PASSPORT製品版、OS X 10.7~10.10搭載版ヒラギノフォント|OS X El Capitan(10.11、10.11.1)搭載のヒラギノフォントと弊社製品版フォントについて
SCREENによるとAppleはOS X 10.11.2で製品版/従来フォントで作成した文字が別の文字に置き換わってしまう「異体字テーブル(GSUBテーブル)の不具合」を修正したそうです。
<OS X 10.11.2の変更点>
OS X 10.11.2にて、OS X 10.11~10.11.1で発生していた非互換項目のうち、最も深刻な「異体字テーブルの不具合」が修正されました。 これにより深刻な不具合は解消しましたが、製品版/従来版フォントとは濁点の大きさなど一部の仕様が異なるため、ご使用の際はご注意ください。
ただし、OS X 10.11.2搭載のヒラギノフォントでもSCREENの製品版/従来版ヒラギノフォントと仮名文字の濁点や半濁点の文字が異なってしまう互換性の問題などが修正されていないそうなので、ヒラギノフォントを利用する際には注意して下さい。
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