WWDC 2014では常に登場していたFederighiのジョークをまとめてみました。詳細は以下から。
Craig FederighiのWWDC 2014での活躍は海外ではで「The Craig Federighi Show」とジョーク交じりで報じられるほどで、112分の基調講演では78分もステージ上にいたそうです。YouTubeには彼を称える(?)曲も上がっており色々とネタにされていたので、WWDC 2014での彼のジョークをまとめてみました。
OS Xの名前遊び
OS X 10.10はコードネーム「Yosemite(ヨセミテ)」となりましたが、これを発表するまで
“We narrowly averted a major OS X naming crisis, You may remember we were able to deftly shift from names based on big cats to names based on beautiful places in California, starting with OS X Mavericks. “
「思い出して欲しい、我々は今までネコ科の名前をOS Xに使用してきて使い切りネーミングの危機的状況にあったが、OS X 10.9からカリフォルニアの美しい地域の名前へ移行した」
としながら、”OS X Oxnard”, “OS X Rancho Cucamonga(インディアン独特の発音)”, “OS X Weed(Weedはマリファナの意味)”と移り変わり、最後にYosemiteがコールされました。
Jonathan Iveのカスタムスプール
Jeff Williams、Jony Ive、Phil Schiller、Craig Federighiの4人でキャンプをするスケジュールがあるらしく、Philからは”I never head out camping without my new swiss army knife「私はこの新しいアーミーナイフ無しではキャンプに行かない」”というメールが来て、その後
“You just have not had chili by the campfire until you’ve eaten it with one of Jony custom crafted aluminium spoons. It’s the diamond cuting chamfered edges”
「ダイヤモンドカットで面取りしたジョナサン・アイブ製のアルミニウムスプーンじゃないとキャンプファイヤーでメキシコ料理(chili)は食べれないよ」
と言っています。
添付ファイルにされたEddy Cue
iPhoneで書いていたメールを途中でHandoff(今までMacで見ていたページをIOSデバイスと同期し閲覧できる機能)し、Macで続きを書くデモ中にSubject”Karaoke”、本文”Dose anyone want to go?”として
“To give these people some inspiration about what they might be able to experience at karaoke night.”
「メール受信者たちにカラオケナイトで経験出来たかもしれない刺激を送る」
とSenior VPのEddy Cueのカラオケ写真を添付(ヘッドホンは当然Beats by Dr. Dre)。
母からの電話
SafariでHandoffデモ中に母から電話、説明がグダグダになり
“this is my space”
「ここ(このステージ)では1人になりたいんだ」
と言って電話を切るFederighi。これはこの後のPhone Call機能のデモでDr. Dreへ電話する際の布石のようで、Dr. Dreに電話し「9時から新入社員のオリエンテーションがあるから忘れないでね」と言って笑いを取っています。
Phil Schillerからのメッセージ
Interactive Notificationsのデモ中Phil Schillerからの
”Have you binge-watched Season 4 of The Walking Dead yet? I don’t want to spoil ..”
「もうウォーキング・デッド Season 4一気見しちゃった?台無しにしたくないから…」
というメッセージをフリック。
Jonathan Iveいじり
iOS 8のメールデモ中
“You and Jony have really come together really well”
「君とジョナサン・アイブはいつも一緒にいて本当に仲がいいね」
というメールに添付されたのはFederighiの髪とJonathan Iveの顔のコラージュ画像。
*海外のサイトなどでは「これが今回のWWDC最大の見せ場だった」として既に比較検証画像が作られています(Gif Anime)。
デモ内にも登場
さらにGreg Joswiakが行っているデモのメッセージアプリ中に登場するFederighi、Iveの髪の毛ジョークに続き自身の”Hair crisis”でも笑いを取っています。
Hair Force One
基調講演中に髪の毛ネタが多いのはFederighi自身、自分の髪をトレードマークとして気に入っているようで、WWDC 2012中にはGame Centerのアカウントに「Hair Force One」というアカウントを使って笑いとっています。
コルナサイン
ヘヴィメタルな人達がよくする「人差し指と小指を立てるサイン\m/」はコルナ(メロイック・サイン)と言われており、このジェスチャーをMetalとかけて一笑いとっています。
Swift
新しいプログラミング言語Swiftの発表の中では
“You know how many people at home are going ‘What in the heck are these guys talking about?'”
「多くの人達が自宅で『こいつらは一体何の話をしてるんだ?』となるでしょう」
と、新言語ジョークを入れています。
コメント
あいつがダントツで上手い。ジョブズが仕切ってたときのガレバンデモが初出かな?
そんときちょい失敗してたけど群を抜いて説得力があって、ジョブズ逝ったらこいつだと思ったわ
彼以外はフツーの役員発表って感じで全然笑える場面なし。でも英語分からん人にはどう聞こえるんかな…
やっぱり禿げネタはワールドワイドなんだな。
孫正義といいアイブといい、いいキャラしてるわ。
聞いてて楽しいね
この人好きだ
*1に激しく同意
彼はappleのメディア向けの顔として最高の能力を備えてるよね。経営者としての才能とは違う感じがするが、ステージではめちゃ受けいいと思うわ。人間味あるからね。ティムのような人がCEOだから尚更引き立つ。
英語あんまりわからんけど、この人のプレゼン好きだわ。
ユーモア入れると余裕があるように見えるな。
他社との競合を前面に出すよりかは、多少肩の力抜いたappleでいてほしい。
Mac OS XとiOSの開発トップがこんな面白いおじさんとは
この人はジョブズとは別種だけど、同じくらい魅力的なオーラがある
ラスボス感のあるクックと愛嬌のあるこの人で上手くバランスとってる感じよね
Rancho Cucamongaはスペイン語ですね。Native Americanの言葉とは全く違います。「クカモンガ農場」と訳せると思いますが、何でウケたのかはわかりませんが、おそらくスペイン語の発音の特徴で、英語にはない巻き舌でRを強調したとことが受けたんじゃないかと思います。カリフォルニア州はかつてメキシコだったものをアメリカが買い取ったところ。Los Angels, San Francisco も当然スペイン語です。