Appleのベータテストアプリ「TestFlight」を利用してBetaアプリを提供し、その後アイコンとアプリ名を変更してユーザー情報を盗み出す詐欺アプリになる事例が報告されているので注意を。

Apple Testflight scam セキュリティ
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 Appleのベータテストアプリ「TestFlight」を利用しユーザー情報を盗み出す詐欺アプリが増えているので注意してください。詳細は以下から。

TestFlight

 Appleは現在、アプリのBetaテストを行いたい開発者向けに、アプリのBeta版を任意のテスターに配布できるベータテストアプリ「TestFlight」を提供していますが、このTestFlightが詐欺アプリの配布に利用されているそうです。

TestFlightの概要

TestFlightの概要より

 AppleのWWDCスカラシップで、現在はソーシャルメディアアプリの起動を一時的にブロックし、ユーザーに冷静な対応を求めるOne Secアプリを開発するFrederik Riedelさんによると、アプリのBetaテストをお願いしたいとしてメールでTestFlightから無害なアプリをダウンロードさせ、その後、バージョンナンバーを変えずにビルドナンバーとアイコン、アプリ名を変えて詐欺アプリ*になる事案が増えているそうで、

*バージョンナンバーを変えずに、ビルドナンバーやアイコン、アプリ名だけを変える場合は自動承認されるそうです。

多くはChatGPTを装った中国系の詐欺アプリになるようで、OpenAIでChatGPT for macOS/iOSの開発を担当されているStephan Casasさんも、OpenAIのブランド保護部門に報告し対応するとコメントしていますが、知らない相手からのTestFlight(Betaテスト)要求には注意してください。

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