macOS 26.1 TahoeではAVFの既知の不具合により、仮想マシンに割り当てられるシリアルナンバーが”0″となり仮想マシン内でiCloudなどの機能が利用できないので注意してください。詳細は以下から。
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Appleは2024年09月にリリースしたmacOS 15 Sequoiaで、macOSやLinux仮想マシンを構築できるフレームワーク「Apple Virtualization Framework (AVF)」をアップデートし、macOS仮想マシン上でAppleアカウントを利用してiCloudサービスが利用できるようになっていますが、2025年11月04日にリリースされた「macOS 26.1 Tahoe」では、この機能が一時的に利用できなくなっています。

macOS 26.1 Tahoe上の仮想マシン
AVFの既知の不具合
これはAppleが今年09月から開発者向けに公開していた、macOS 26.1 Betaリリースノート内のAVFに関連する「macOS 26.1では仮想マシンのシリアルナンバーが”0″と表示されるため、iCloudおよび関連アプリが正しく機能しない」という既知の不具合によるもので、

Known Issues
- The serial number published for the virtual machine is 0, which prevents iCloud and related applications from functioning correctly. (163294564)
macOS Tahoe 26.1 Release Notesより抜粋
これにより、システム設定でAppleアカウントを利用し、仮想マシンと紐付けしようとしても「サーバーと通信できませんでした」というエラーメッセージが表示され、iCloudドライブや写真、メモ、パスワード、メールなどiCloud関連の機能が利用できなくなっています。

macOS 26.1 Tahoe上の仮想マシン
確認したところ、この不具合はmacOS 26.1 Tahoe上で新た作成した仮想マシンのみで発生するため、macOS 26.0.x以下で作成した仮想マシンは影響を受けませんが、この問題が修正される次期macOS 26.2(?)までは、仮想マシン上とiCloudやXcodeの紐付けが出来ないので注意してください。

macOS 26.0.1 Tahoeで作成した仮想マシン
- macOS Tahoe 26.1 Release Notes – Apple Developer
- no serial number for macOS on VM running macOS 26.1 – GitHub


コメント
2025.11.16 OS アップデートしてから
下記の不具合 発生中 起動ができなくなりました。
電源が入らない。うまく 初期の設定できなくなりました。
原因不明 Appleに問い合わせしようかな?