MacとiPhone/iPad、Vision Pro間でのファイル転送をサポートしたVNCリモートデスクトップクライアント「Screens v5.6」がリリース。

仕事効率化
記事内に広告が含まれています。This article contains advertisements.
スポンサーリンク

 MacとiPhone/iPad、Vision Pro間でのファイル転送をサポートしたVNCリモートデスクトップクライアント「Screens v5.6」がリリースされています。詳細は以下から。

Screens for Mac

 カナダEdovia Inc.は現地時間2025年06月04日、同社が開発するVNCリモートデスクトップクライアント「Screens」のMacとiPhone, iPad, Vision Proアプリをバージョン5.6へアップデートし、MacとiPhone, iPad, Vision Pro間でのファイル転送をサポートしたと発表しています。

Screens v5.6 update

リモートのMacからファイルを送信または取得する必要がありますか?Screensなら簡単です。Mac、iPhone、iPad、またはVision Proからドラッグ&ドロップするだけで、迅速で直感的な転送が可能です。重要な書類へのアクセスでも、ファイルの共有でも、Screensなら作業がスムーズに続けられます。

Screensより

 Screensはこれまで、Mac間(ホストとリモート)でのファイル転送をサポートしてきましたが、Screens v5.6では新たにiPhone/iPad、Vision ProからMacへ、またはMacからiPhone/iPad Vision Proへファイルをドラッグ&ドロップするだけで転送することが可能となっています。

 ファイル転送はiPhoneやiPadのファイルアプリやNumbersなどの他のアプリからのドラッグ&ドロップにも対応しており、VNC接続したMacではファイルをドラッグするとターゲットエリアが表示され、そのエリアにドロップするとiPhoneやiPad、Vision Proホストへファイルが転送されるようになっています。

 また、Screens v5.6では、iPadでApple Pencilを利用したMacの操作がよりシームレスになり、キーボード入力機能では複雑な入力や修飾キーに対応したキーストローク、多言語入力や記号を多用するユーザー向けのUnicode、古いシステム向けのLegacy入力モードが利用可能になり、マウスカーソル追跡速度と自動再接続設定も追加されているので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。

Screens v5.6リリースノート

Screens v5.6リリースノート

Screens v5.6リリースノート

  • ファイル転送
    • Phone、iPad、Vision Proでファイル転送が可能に。セッション中に Macとファイルをドラッグ&ドロップ。
  • キーボード入力モード
    • キーストローク(Mac限定)、ユニコード、レガシーの3つの入力モードを選択可能。異なるリモートシステムとの互換性向上。
  • Apple Pencilの強化
    • Apple Pencilでリモート操作が自然に。直接タップやドラッグで操作可能。
  • カーソルトラッキング速度
    • 接続設定でカーソルトラッキング速度を微調整可能。セッション中でも調整可能。
  • キーボード入力モード
    • 3つの入力モードを選択可能:キーストローク(Macのみ)、Unicode、レガシー。さまざまなリモートシステムに対応。
  • 自動再接続
    • 接続が切れるかリモート Macがセッションを終了すると、自動で再接続を試みます。
  • その他の改善
    • 一部のリモートセッションでのカーソル飛びを修正。
    • 全体的な安定性とパフォーマンスを改善

コメント

タイトルとURLをコピーしました