機械学習を用いて分離した楽器パートごとのボリューム調整が可能になった音楽練習/耳コピ向け音楽プレイヤー「Melissa v3.1 for Mac/Win」がリリースされています。詳細は以下から。
MelissaはMasaki Onoさんがオープンソースで開発している楽器の練習や耳コピのための音楽プレイヤーで、2022年12月にリリースされた「Melissa v3.0」では、機械学習(TensorFlow)を利用しボーカルやピアノ、ベースなど各パートごとに音声を分離する事が可能になりましたが、
日本時間2023年01月21日にリリースされた「Melissa v3.1」では、新たにパート分離後にそれぞれのパートのボリュームを設定できるMixモードが追加されています。
Melissa v3.1の新機能
Melissa v3.1では、Songパネルの[音楽を楽器ごとに分離する]ボタンをクリックし、ボーカルやピアノ、ベース、ドラム、その他の楽器パートのみに曲を分離後、新たに追加された[Mix]モードを選択し、各パートごとのボリュームを調整できるようになっています。
Melissa Ver3.1.0をリリースしました😎 主なアップデートとしてパートのボリューム調整が可能となり、それぞれのパートを抜いたり、強調したりできます。(これがなかなか便利で楽しいです!)引き続き無料でご利用いただけますので、アップデートしてご利用ください。 https://t.co/EtDp61Nvx1 pic.twitter.com/f2Q78NPFOF
— Melissa (@Melissa__Player) January 21, 2023
また、Melissa v3.1では起動時に前回のパート設定が呼び出されるようになた他、macOS版で日本語が文字化けする問題などのバグが修正されているので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。、
Melissa v3.1
- パート分離後にそれぞれのパートのボリュームを設定できるモードを追加しました。
- 起動時に前回のパートの設定を呼び出すようにしました。
- 再生デバイス変更後にクラッシュするバグの修正をしました。
- ショートカットにオクターブ単位での音程の変更などを追加しました。
- macにて日本語が文字化けする問題を修正しました。
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