Mac mini (2024)のThunderbolt 4ポートに最大40Gbps接続でNVMe SSDを、前面のUSB-Cポートに10Gbps接続のUSBハブを接続しボトルネックを解決したMac mini縦置きドックが発売されています。詳細は以下から。
Appleが2024年11月にApple M4/M4 ProチップやThunderbolt 4/5ポートを搭載した「Mac mini (2024)」を発売して以降、RayCueやORICO、Satechi、UGREENなど多くのサードパーティメーカーがMac mini専用にデザインしたドッキングステーションやUSB-Cハブを発売しており、
ほぼ全てのメーカーがAppleのSSDアップグレード価格が高いMac miniユーザーのニーズに応えるため、NVMe SSDスロットを搭載していますが、USB-CハブにNVMe SSDスロットを搭載し価格を抑えると、どうしても最大データ転送速度10GbpsのUSB 3.2 Gen 2接続を共有することになり、NVMe SSDの性能をフルに発揮することができなくなります。
これに対し、中国のサードパーティーメーカーGewokliyは、Mac miniの前面のUSB-C (10Gbps)ポートと、背面のThunderbolt 4 (40Gbps)ポートを使用し、USB-CハブとNVMe SSDの接続ポートを分けることでボトルネックを解決した縦置きドック「Gewokliy Vertical Mac Mini M4 2024 Dock Stand」を新たに発売しています。
Vertical Mac Mini M4 2024 Dock Stand
Vertical Mac Mini M4 2024 Dock StandはORICOの「ORICO MiniDock」に似たMac mini用の縦置きドッキングステーションで、前面にUSB-C 3.2 (10Gbps) x2とUSB-A 3.2 (10Gbps) x1、SD/microSDカードリーダー、側面にUSB-A 2.0 (480Mbps) x2と3.5mmヘッドホンジャックが搭載されていますが、
このドッキングステーションには2つのホスト接続用USB-Cケーブルが搭載されており、ドッキングステーションにMac miniをスライドして挿入することで、Mac miniの前面に配置されているUSB-C 3.2 Gen 2 (10Gbps)ポートへUSB-Cハブを接続し、
Mac mini背面のThunderbolt 4 (M4 ProはTB5)ポートへNVMe SSDスロットを接続することでNVMe SSDをThunderbolt/USB4の最大40Gbpsで接続できるデザインとなっています。
Gewokliy Vertical Mac Mini M4 2024 Dock Standのサイズは約90 x 143.5 x 35mmで、底面のSSDスロットは最大8TBまでのNVMe SSDをサポートしており、底面カバーはアルミニウム製でOWC Express 1M2のように形状自体がヒートシンクとなっているため、NVMe SSDを長時間安定して動作させることが可能で、米Amazon.comでの価格は129.99ドルとなっているので、今後日本でも18,000円前後で発売されると思われます。
- Gewokliy Vertical Mac Mini M4 2024 Dock Stand – Amazon.com
- Gewokliy Vertical Mac Mini M4 2024 Dock Stand – Gewokliy.com
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