macOS 15.1 SequoiaではM2チップを搭載したMac mini (2022)とiMac (24インチ, 2023)でも消費電力を低く抑える「低電力モード」が利用可能になっています。詳細は以下から。
Appleは2024年11月08日に発売したApple M4/M4 Proチップを搭載した全く新しいデザインの「Mac mini (2024)」で、電力消費とファン回転数を上げることで8K ProRes 4444ビデオの編集や3Dアプリケーションなどグラフィックスの負荷が高いワークフローを安定に行える「高出力モード」をサポートしましたが、
この高出力モードとは逆に、電力消費量を低くしパフォーマンスを下げることで、バッテリー消費とファンノイズを抑える「低電力モード」がmacOS 15.1 SequoiaでApple M2/M2 Proチップを搭載した「Mac mini (2023)」と「iMac (24インチ, 2023)」でも追加サポートされています。
デスクトップMacで低電力モードを使う
macOS 15.1 SequoiaへアップデートされたMac mini (2023)とiMac (24インチ, 2023)で低電力モードを使うには、システム環境設定の[エネルギー] → [低電力モード]をONにするか、同じくシステム設定で[コントロールセンター] → [低電力モード]をメニューバー/コントロールセンターに表示してONにするだけで、電力消費量を低くしパフォーマンスを下げてくれます。
Mac mini (2023)とiMac (24インチ, 2023)にはバッテリーが搭載されていないため、低電力モードを実行してもバッテリー消費量が抑えられることはありませんが、Appleはデスクトップで低電力モードを実行するとMacの電力消費量を抑えられる他、パフォーマンスを下げることでファンノイズを抑え、より静かにMacを利用できるようになるとコメントしているので、対応するMacをお持ちの方は試してみてください。
Low Power Mode reduces energy use to increase battery life. In MacOS Sequoia 15.1 or later, Low Power Mode also reduces fan noise for tasks requiring silent environments, and allows reduced power consumption if your Mac is always left on.
About Power Modes on your Mac – Apple
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