Appleがサードパーティー製セキュリティソフトとの互換性を向上させた「macOS 15.0.1 Sequoia」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2024年09月16日、iPhoneの画面をMacに映し出し操作できるiPhoneミラーリング機能やアプリケーションウィンドウをタイル状に並べられるウィンドウマネージャー機能、パスワードアプリを搭載した「macOS 15 Sequoia」をリリースしましたが、新たに10月03日付で、このSequoiaのHotfixとなる「macOS 15.0.1 (24A348)」がリリースされています。
macOS 15.0.1 Sequoiaでの修正内容
macOS 15.0.1 Sequoiaの日本語版のリリースノートは現在のところmacOS 15.0から更新されていませんが、英語版のリリースノートによると、同バージョンでは共有されたApple Watchの文字盤を含むメッセージに返信すると、メッセージが予期せず終了する不具合に加え、
サードパーティー製セキュリティソフトとの互換性が向上され、ESET Cyber SecurityやMicrosoft Defender for Endpoint、Sophos Endpoint for macOSなどのセキュリティソフトで発生していた不具合が修正されたようです。
なお、Appleによると、iOS 18.0.1ではマイクインジケーターが動作する前に音声がキャプチャされる可能性のある脆弱性(CVE-2024-44207)と、パスワードアプリで保存されたパスワードがVoiceOver機能で読み上げられる可能性のある脆弱性(CVE-2024-44204)が修正されたそうですが、macOS Sequoia 15.0.1では修正された脆弱性はないそうです。
macOS Sequoia 15.0.1
This update provides important bug fixes for your Mac, including:
- Messages may unexpectedly quit when replying to a message with a shared Apple Watch face.
- Improves compatibility with third-party security software.
- Apple security releases – Apple Support
- What’s new in the updates for macOS Sequoia – Apple
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