Microsoftが、macOS 15 SequoiaではDefender for Endpointのネットワーク拡張機能がクラッシュしMacに断続的なネットワーク接続問題を引き起こすとしてSequoiaへのアップグレードを控えるように通知しています。詳細は以下から。
Appleが現地時間2024年09月19日にリリースした「macOS 15 Sequoia」では、ESETやSophosなどのMac用エンドポイントセキュリティがSequoiaアップグレード後に利用でなくなる、
macOSデフォルトのファイヤーウォール機能により、ChromeやFirefox、SSH、VPN、ファイル共有、ユニバーサルコントロールなどのネットワークを利用するアプリやコマンドがブロックされる不具合が確認されていますが、MicrosoftのMac用エンドポイント「Defender for Endpoint」でも不具合が確認されているそうです。
Microsoftによると、AppleがリリースしたmacOS 15.0 Sequoia (Build 24A335)では、Microsoft Defender for Endpointでネットワーク保護を有効にするとネットワーク拡張機能(NetExt)がクラッシュし、これにより、エンドユーザーのネットワーク接続に断続的なネットワーク接続問題を引き起こすことがあるそうで、ネットワーク保護を有効にしている組織に対して現在のSequoiaへのアップグレードは控えるよう発表しています。
In macOS Sequoia (version 15.0), if you have Network Protection enabled, you might see crashes of the network extension (NetExt). This will result in intermittent network connectivity issues for end users. We are recommending that customers who have Network Protection enabled in their organization refrain from upgrading to Sequoia builds at this time.
What’s new in Microsoft Defender for Endpoint on Mac – Microsoft
また、既にMicrosoftはAppleと協力し、Microsoft Defenderの問題の解決しmacOS 15 Sequoiaをサポートする方向で動いているそうなので、ネットワーク保護機能を搭載したエンドポイントセキュリティを利用されている方はmacOS 15.0へのアップグレードは待ったほうが良さそうです。
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