Apple、macOS 15 SequoiaやiOS 18のリリースに合わせて「Apple ID」の名称を「Apple Account」へ変更。ユーザーマニュアルやサポートドキュメントを作成している場合は変更を。

　AppleがmacOS 15 SequoiaやiOS 18のリリースに合わせて「Apple ID」の名称を「Apple Account」へ変更しています。詳細は以下から。

　Appleは現地時間2024年09月16日、iPhoneミラーリングやタイル表示のウィンドウマネージャー機能を追加した「macOS 15 Sequoia」や、より柔軟にホーム画面やロック画面をカスタマイズできるようになった「iOS 18/iPadOS 18」などをリリースしましたが、

Appleは、このmacOS 15 SequoiaとiOS 18、iPadOS 18のリリースに合わせて、これまで「Apple ID」と呼んできたAppleのサービスやユーザーを紐づけするIDの名称を「Apple Account」へ変更しています。

With the releases of iOS 18, iPadOS 18, macOS Sequoia, and watchOS 11, Apple ID is renamed to Apple Account for a consistent sign-in experience across Apple services and devices, and relies on a user’s existing credentials.

New features come to Apple services this fall – Apple Newsroom

　これは、2024年06月に開催されたWWDC24に合わせて発表されていたもので、macOS 15 SequoiaやiOS 18/iPadOS 18、watchOS 11、visionOS 2では、OS内のApple IDという名称が全て「Apple Account」へ変更されています。

　多くのユーザーにはこの変更はあまり影響しないと思われますが、AppleはmacOS 15 SequoiaやiOS/iPadOS 18のリリースと同時に、同社のサポートページやマニュアルの大規模な更新を開始しているので、AppleがmacOS 13 Venturaでシステム環境設定の名称を「システム設定」へ変更したときと同じく、

macOS 13 Venturaでシステム環境設定がシステム設定へリネーム

macOSやiOSの解説記事やユーザーマニュアル、サポートドキュメントなどを作成されている方は、今後記事やドキュメントなどの修正や注釈の追加が必要になりそうです。

Appleの発表

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