MacBook Air/Proのノッチにファイルをドラッグ&ドロップするだけでAirDropや一時保存が可能なオープンソースのノッチユーティリティ「NotchDrop」がリリースされています。詳細は以下から。
Appleが2021年にデザインを刷新したMacBook Proは、薄くなったベゼルとFaceTime HDカメラハウジングによりのディスプレイ領域を覆うノッチができましたが、ノッチをAirDropアクションのトリガーや一時フォルダとして使えるようにするユーティリティ「NotchDrop」が新たにリリースされています。
Use your MacBook’s notch like Dynamic Island for temporary storing files and AirDrop
Lakr233/NotchDrop: Use your MacBook’s notch like Dynamic Island for temporary storing files and AirDrop – GitHub
NotchDropを開発したのは中国のZikan Wang(Lakr233)さんで、ファイルをノッチエリアにドラッグ&ドロップすると、iPhoneのDynamic Islandの様に変形し、そのままAirDropを実行したり、1日ファイルを保存しておける一時フォルダとして利用できるようになっています。
ノッチをAirDropアクションのトリガーや一時フォルダとして利用できるようにするアプリは「TopDrop」や「Folder Hub」などがリリースされており、最近ではミュージックコントローラ機能も搭載した「NotchNook」もリリースされたそうですが、Lakr233さんは、これらのアプリが一部のメニューバーマネージャーと互換性がなかったことからNotchDropを開発したそうで、
复刻差不多了 睡个觉 起来测试一下开源了 pic.twitter.com/lSAwz8Xknw
— ᏞᎪᏦᏒ.标准件厂长 (@Lakr233) July 7, 2024
アプリのシステム要件はmacOS 13 Ventura以降のIntel/Apple Silicon Macとなっており、ノッチがない古いMacBookシリーズやデスクトップMacでも利用可能で、アプリはオープンソース(MIT)で公開したそうなので、MacBook Air/Proのノッチに何か役割を与えたい方は試してみてください。
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