macOS 15 SequoiaやiOS 18の新しいパスワードアプリでは、URLを伴わないWebサイト以外のパスワードもインポート&管理することが可能になっているそうです。詳細は以下から。
Appleは2024年06月に開催したWWDC24で、今年の秋にもリリースを予定しているmacOS 15 SequoiaとiOS/iPadOS 18、visionOS 2では、現在システム設定アプリやSafariの1機能となっているパスワード管理機能が「パスワード (Passwords.app)」アプリとしてスタンドアローン化されることが発表されましたが、
AppleのAuthentication ExperienceチームのRicky Mondelloさんによると、このパスワードアプリではURLを伴わないWebサイト以外のパスワードも管理できるようになるそうです。
アプリやWi-Fiのパスワードも管理可能に
この話題は、元GitHubエンジニアのJon Maddoxさんが他のパスワードアプリからパスワードをインポートしたところ、URLがないパスワードのインポートに失敗したというコメントから発展したもので、Mondelloさんによると、現在のmacOS 14 SonomaやiOS 17のパスワード管理機能では、Webサイト(URLエリア)がないパスワードをインポートしようとすると以下のように失敗するものの、
macOS 15 SequoiaやiOS 18のパスワードアプリではURLエリアは必須ではなく、Webサイト名やアプリ名、ルーター、パスポート番号、ガレージのドアのようなカスタムラベルとパスワードのみのアイテムを扱うことが可能になり、
ユーザーは他のパスワードアプリからより多くのアイテムをインポートできるようになるそうなので、1Passwordなどサードパーティ製のパスワードアプリからのAppleのパスワード管理機能への移行を考えている方は、パスワードアプリの登場を待ったほうがよさそうです。
コメント
このアプリからiCloud+の非公開メールを直接使えたら便利なんだけどどうだろう