Parallels、中国でアプリが利用ができない問題やLabVIEWをインストールするとWindowsがクラッシュしBSoD画面が表示される不具合を修正した仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop 19 for Mac v19.4.1」をリリース。

Parallels Desktop 19.4.1 updates summary Parallels-Desktop
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 Parallelsが中国でアプリが利用ができない問題やLabVIEWをインストールするとWindowsがクラッシュしBSoD画面が表示される不具合を修正した仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop 19 for Mac v19.4.1」をリリースしています。詳細は以下から。

Parallels Desktop for Mac

 Alludo(旧Corel)傘下のParallels International GmbH.は現地時間2024年06月27日、IntelやApple Silicon Mac上でWindowsやLinux, macOS仮想マシンを作成&実行できるの仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop 19 for Mac」の最新バージョンとなる「Parallels Desktop 19 for Mac v19.4.1」をリリースしたと発表しています。

Parallels Desktop 19.4.1 updates summary

 アプリのリリースノートには記載がありませんが、サポートサイトによると、Parallels Desktop 19 for Mac v19.4.1では、一部中国のユーザーで発生していたアプリのダウンロードやアクティベーション、アップデート、使用ができない問題が修正されたそうです。

Parallels Desktop 19 for Mac 19.4.1 (54985)

Parallels Desktop 19 for Mac 19.4.1 (54985)
This update for Parallels Desktop 19 for Mac 19.4.1 (54985) addresses overall stability and performance issues.
Note that this update fixes the issues some of our users from China experienced when trying to download, activate, update, or use the product.

Parallels Desktop 19 updates summaryより

 また、Apple Silicon Mac上にParallels Desktop 19を利用して構築したWindows 11仮想マシンにおいて、LabVIEWアプリをインストールした際に、LabVIEWアプリが変更を適用するためにWindowsの再起動を求め、この再起動後にWindowsがクラッシュしBSoD(Blue Screen of Death)画面が表示され続ける不具合も修正されたそうなので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。

Blue Screen of Death

追記

 Parallelsによると、同社はこのアップデートで、Intel Mac上にmacOS VMを作成する際に、悪意のあるユーザーがローカル権限に昇格してしまう脆弱性CVE-2024-34331を修正したと発表しています。

CVE-2024-34331

CVE-2024-34331

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