Appleがサポートを終了したメディアプレイヤーQuickTime 7デザインのApple Music用コントローラー「QuickTune 7 for macOS」がリリースされています。詳細は以下から。
Appleは2018年06月に開催したWWDC18で、macOS 10.14 Mojaveが32-bitアプリのサポートする最後のmacOSとなると発表するとともに、macOSデフォルトのメディアプレイヤーだった「QuickTime 7」やレガシーなQTKitフレームワークのサポート終了を発表し、
開発者やユーザーに対しAVFoundationフレームワークを用いたQuickTime Playerへの以降を求め、翌年リリースされたmacOS 10.15 CatalinaではQuickTime 7が利用できなくなりましたが、このQuickTime 7のデザインを模したApple Music用コントローラー「QuickTune 7 for macOS」が新たにリリースされています。
Control Apple Music with this simplified controller that has the look and feel of QuickTime 7 and Mac OS X “Tiger”.
QuickTune for macOS – Mario Guzman
QuickTune 7 for macOSを公開したのは、旧iTunesのMusic Widgetを再現した「Music Widget for macOS」やiTunesのミニプレイヤーを再現した「Music MiniPlayer for macOS」などを開発する米オレゴン州のMario Guzmanさんで、QuickTune 7を起動し、Apple Music(ミュージック)アプリへのアクセス許可を与えると、QuickTune 7でミュージックアプリを操作できるようになります。
QuickTune 7では、ミュージックアプリで再生中の曲のカバーアートの表示、再生/停止、戻る/進む、シャッフル、リピート、ボリュームの操作のほか、インスペクターやプレイリストを表示&選択することができます。
QuickTune 7のシステム要件はmacOS 11 Big Sur以降のIntel/Apple Silicon Macで、アプリは無料で公開されており、Music WidgetやMini Playerと同じくSwiftとAppKitを利用し100%ネイティブアプリとして開発したそうなので、QuickTime 7が懐かしい方は利用してみてください。
- QuickTune for macOS – Mario Guzman
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