NonstrictがiPhoneやiPadの映像をデバイスフレーム付きでMacに表示できるアプリ「Bezel」をMac App Storeでリリースしています。詳細は以下から。
BezelはMacの画面をVision Proに転送しマルチディスプレイ環境を構築できる「Splitscreen」アプリや、iPhoneのキーボードをVision Proで利用できる「Typos」などを開発するオランダNonstrictのMathijs Kadijkさんが開発しているアプリで、iPhoneやiPadの画面をMac上にミラーリングできる機能がありますが、このBezelのMacアプリが公式サイトに続きMac App Storeでもリリースされています。
Bezel enables you to show what’s happening on your iPhone to others. Bezel makes it quick and easy to present, record and demo any app. Bezel also looks beautiful with high resolution, super accurate device frames that match the connected iPhones color.
Bezel — Phone Mirroring – Mac App Store
Bezelは、MacとiPhone/iPadにアプリ/コンパニオンアプリをインストールしアプリを起動した状態で、MacとiPhone/iPadをUSB接続すれば、接続されたデバイスが自動検出され、Macのディスプレイ上に接続したデバイスの映像がXcodeシミュレーターのようにデバイスフレーム(ベゼル)付きで表示されるようになっています。
Appleは2014年にリリースしたOS X 10.10 YosemiteとiOS 8デバイスでUSB接続されたiPhoneの画面を収録する機能をQuickTime Playerに追加、iOS 11からは画面収録機能もサポートされたことで、iPhoneやiPadの画面をMacへワイヤレスミラーリングできるPhoneCastアプリもリリースされましたが、Bezelはリモートワークなどでデザイン/開発中のアプリをより美しく/正確に見せるために開発されたそうで、
Bezelのシステム要件はiOS 8以降を搭載したUSB-C/Lightning接続のiPhoneやiPad、iPod touchとmacOS 12 Monterey以降のMacで、全てのデバイスフレームの利用やWatermarkを非表示にしたい場合は年額4,500円/29.99ドルのサブスクリプション登録が必要ですが、
MacとiPhone/iPadアプリともに無料で公式サイトやApp Storeからダウンロード可能で、Watermark付きならば無制限で試用できるようになっているので、iPhoneやiPadの画面配信や収録をデバイスフレーム付きで行いたい方は試してみてください。
おまけ
また、BezelはVision Proにも対応しており、Visionアプリは買い切りの有料(700円/5ドル)アプリとなりますが、以下のように空間上にiPhoneやiPadの画面を表示することも可能です。
PV
- Bezel – Phone Mirroring – Mac App Store
- Show your iPhone on your Mac – Bezel
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