HDRビデオと空間オーディオに対応したMac用動画プレイヤー「Front Row Video Player」がリリースされています。詳細は以下から。
Appleは2018年以降のMacBook Air/Proシリーズに搭載したディスプレイやPro Display XDRなどを接続したデスクトップMacで「HDR10」に対応し、macOS 12 Monterey以降ではAirPods ProやMax、Beats Fit Proなど対応するオーディオデバイスを接続することで没入感のある「空間オーディオ」を楽しむことが可能になりましたが、
このHDRビデオと空間オーディオの再生に対応したMac用の動画プレイヤー「Front Row Video Player」が新たにリリースされています。Front Row Video Playerを開発&公開したのはMac用のStable Diffusionアプリ「MochiDiffusion」などを開発するアメリカのJoshua Parkさんで、
Parkさんは、HDRと空間オーディオに対応したAppleのメディアプレイヤー「QuickTime Player」のコントローラーが好みではなく、同じくHDRと空間オーディオに対応したオープンソースの動画プレイヤー「IINA」は多機能過ぎるため、AppleのAVKitを利用してシンプルで軽量なFront Rowを開発したそうです。
Front Row Video Playerのシステム要件はHDR対応ディスプレイと空間オーディオ対応オーディオデバイスを搭載したmacOS 14.2 Sonoma以降のApple Silicon Macで、ソースコードはGPL v3.0で、アプリは無料でMac App Storeに公開されており、アプリには空間オーディオのテストサウンドも含まれているので、HDR&空間オーディオ対応のシンプルな動画プレイヤーが必要な方はチェックしてみてください。
- Front Row Video Player – Mac App Store
- godly-devotion/FrontRow: Play HDR videos & spatial audio on Mac natively – GitHub
コメント
IINAは空間オーディオに対応していないです。(いつの間にか対応したのか!と思って今確認しました)