日本デザインセンター、縦書き対応の日本語向け文章作成アプリ「stone for Mac/iPad」のコアエンジン「stone engine」をオープンソース化。

　日本デザインセンターが縦書き対応の日本語向け文章作成アプリ「stone for Mac/iPad」のコアエンジン「stone engine」をオープンソース化したと発表しています。詳細は以下から。

　日本デザインセンターは2017年に日本語を書くことに主軸を置いたMac用の文章作成アプリ「stone」をリリースし、2023年にはiPad版となる「stone for iPad」をリリースしていますが、このstoneに採用されているコアエンジンがオープンソース化されています。

今回、stoneのコアエンジン部分「stone engine」をオープンソース化しました。これにより、従来アプリ上では実現できなかった日本語特有の文字組版を、誰でもiOSのアプリに実装できるようになります（macOSについては順次対応予定です）。

書く気分を高めるアプリ「stone」のコアエンジンをオープンソース化 – 日本デザインセンター

　stoneのコアエンジンである「stone engine」はアプリ上での日本語テキストの読みやすさを高めることを目指して開発されており、縦書きと横書き、アルファベット・英数字が組み合わさった複雑な日本語の文字組版を実現するテキストレンダリングエンジンとなっているそうです。

stone_engineは、日本語の文字組版を実現する、テキストレンダリングエンジンである。

　stone engineはMITライセンスで公開されており、誰でもiOSアプリに実装できる(macOSについては今後)ようになっているので、iOSアプリを開発されている方はチェックしてみてください。

• ndc-stone/stone_engine – GitHub
• stone for iPad – App Store
• 書く気分を高めるアプリ「stone」のコアエンジンをオープンソース化 – 日本デザインセンター