Eternal Stormsが撮影したスクリーンショットをMacのデスクトップ上にフローティングウィンドウにして表示するスクリーンショットユーティリティ「ScreenFloat v2.0」をリリースしています。詳細は以下から。
ファイルをドラッグ&ドロップするだけでMacのディスプレイ端に一時保存しておけるクリップボード・ユーティリティ「Yoink」などを開発するオーストリアのEternal Storms Softwareは現地時間2024年01月17日、
2013年にリリースした撮影したスクリーンショットをフローティング・ウィンドウとしてデスクトップに表示しておけるMac用スクリーンショットアプリ「ScreenFloat」の11年ぶりのメジャーアップデートとなる「ScreenFloat v2.0」を新たにリリースしています。
It took me over a year and a half, but ScreenFloat 2.0 is finally here.I completely rewrote ScreenFloat from the ground up in Swift, for a more performant, robust and modern codebase, rooted in Core Data.It’s a free upgrade for existing customers.
ScreenFloat – Screenshot Tools – Mac App Store
ScreenFloat v2.0はSwiftで1から書き直され、Core Dataの利用により、Apple M1 Maxチップ搭載のMacBook ProではScreenFloat v1で撮影した699枚のスクリーンショットデータを0.5秒でコピーできるようになっており、これまで同様、撮影したスクリーンショットをMacのディスプレイ最前面に配置しておくことが可能で、
撮影したスクリーンショットをPNG(Alpha)やJPEG、TIFFなどフォーマットを選択して書き出す機能やサイズの削減、トリミングや回転、リサイズなどの編集、テキストやシェイプを利用した注釈、ノートやタグ、メタデータの添付も可能となっています。
また、スクリーンショット管理ウィンドウも刷新され、iCloudで別のMacと撮影したスクリーンショットの同期が可能になった他、Spotlight検索、撮影日や名前などでのソート、タグ付けに加え、Appleのテキスト認識(OCR)と顔認識機能を利用し、スクリーンショット内の文章をコーピーしたり、人物の顔を黒塗りにすることが可能になっています。
この他、macOS 14 Sonomaで新たに導入されたデスクトップ・ウィジェットにも対応し、スクリーンショットをショートカットキーでなく、ワンクリックで行えるようになり、撮影したスクリーンショットをウィジェットとして表示することもできるようになっています。
ScreenFloat v2.0のシステム要件はmacOS 12 Monterey以降に変更され、価格は1,000円となっていますが、この11年の間にScreenFloat v1.xを購入された方には無償アップデートで提供されているので、過去に購入された方はチェックしてみてください。
- ScreenFloat – Screenshot Tools – Mac App Store
- ScreenFloat 2. Power Up Your Screenshots – Eternal Storms Software
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