Eternal Storms SoftwareがMac用ファイル・ユーティリティ「Yoink」をローカライズ後、日本での月売上が300%増えたというデータを公開しています。詳細は以下から。
Yoinkはオーストリアのウィーンに拠点を置くEternal Storms Softwareが開発&販売しているMacの端にファイルを一時保存して置けるファイルユーティリティアプリですが、このYoinkを開発しているMatthias Gansriglerさんがアプリをローカライズした前後での売上データを公開しています。
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Yoink's Revenue a Month After Localizinghttps://t.co/7c7xWWmNNN#mac #translation #localization #appstore pic.twitter.com/bUjJz4eEss
— Matthias Gansrigler (@eternalstorms) 2016年10月21日
With Yoink 3.0 (mac app store, website), I localized the app into Japanese, Simplified Chinese, French, Portuguese (European and Brazilian), Korean and Italian (in addition to the languages that existed from the start: English and German).
Yoink’s Revenue a Month After Localizing
Gansriglerさんv3.0からYoinkのローカライズを始め、昨年9月にリリースしたv3.1では日本語や中国語、フランス語、ポルトガル語などの言語をサポートしていますが、その後の売上は前の月と比較して日本が305%アップしており、次いでフランスの212%, 中国の144%、ポーランドの120%などとなったそうです。
- Japan: 305%
- France: 212%
- China: 144%
- Portugal: 120%
- Italy: 80%
- Canada: 76%
- Brazil: 45%
- Belgium: 37%
- South Korea: 16%
- Switzerland: 4 %
ローカライズすべき言語は?
MacやiOSなどのApp Storeのマーケット調査を行っているApp Annie(TechCrunch)が10月20日に公開した2016年第3四半期(Q3)レポートによれば、中国のApp Store(iOS)が2010年から首位を守っていたアメリカのApp Storeの収益と2位の日本を抜き去り、初めて首位になったそうで、
その収益は17億ドル(約1,764億円)になる見込みとの報告を出しており、GansriglerさんはこのデータやYoinkの実績から開発者の方々に日本語と中国語へのローカライズを勧めています。
So, if I have one tip for you today, try to localize your apps at least into Japanese and Chinese – it will be worth it.
Yoink’s Revenue a Month After Localizing
- Yoink’s Revenue a Month After Localizing – Eternal Storms Software Blog
- Macのスクリーン端にファイルの一時置き場を表示してくれるアプリ「Yoink」が感圧タッチに対応。
コメント
おもしろい
機械翻訳した日本語アプリが溢れそうで困る