NewTekがmacOS 14.1 Sonomaアップデート後にNDI ToolsのVirtual InputやNDI Webcamが利用できなくなるとして、必要ならばレガシーカメラサポートを有効にするように指示しています。詳細は以下から。
Appleは2022年06月に開催したWWDC22で、サードパーティメーカーが自社のカメラをWebカメラとして利用できるようにするために使用してきたレガシーなDAL Plug-inはセキュリティのリスクがあるとして、開発者に対し新しいCore Media IOを利用したカメラ機能拡張を開発するように推奨し、DAL Plug-inはmacOS 13 Venturaでサポートを終了すると発表していました。
実際にはDAL Plug-insはmacOS 13 Venturaではなく、macOS 14.0 Sonomaまで利用可能で、現地時間2023年10月25日にリリースされた「macOS 14.1 Sonoma」で廃止されましたが、ネットワークを利用したIPビデオ伝送方式のNDI規格を開発する米NewTekによると、これに関連しmacOS 14.1アップデート後に、同社のNDI ToolsでVirtual InputやNDI Webcamが利用できなくなっているそうです。
NDI ToolsのVirtual InputやNDI Webcamはスマートフォンやタブレットに搭載されているカメラをWebやライブカメラとして利用できるようにする機能で、2020年には当時流行していたコロナで出社できずリモート会議を行いたいユーザー向けにiPhone/iPadをWebカメラ化*できる「NDI HX Camera」が無料で配布されていましたが、
NewTekによると、このアプリを含めNDI Toolsの仮想カメラ機能を通してmacOSのFaceTimeやOBSに接続する機能がmacOS 14.1では利用できなくなるとして、必要ならばAppleが公開したサポートページに従い、
Macを復旧(リカバリーモード)で起動し、ターミナルを表示&以下のsystem-overrideコマンドを入力して、レガシーなDAL Plgu-inを有効にするようにコメントしています。
レガシーなプラグインを有効にする
system-override legacy-camera-plugins-without-sw-camera-indication=on
レガシーなプラグインを無効にする(デフォルトに戻す)
system-override legacy-camera-plugins-without-sw-camera-indication=off
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