最新のmacOS 13.3.1 VenturaやiOS 16.4.1などで修正されたゼロデイ脆弱性CVE-2023-28206のPoCが公開されています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2023年04月07日から10日にかけて、現在セキュリティサポートを行っているmacOS 11 Big SurやiOS/iPadOS 15以降のデバイスに対し、2件のゼロデイ脆弱性を修正したセキュリティアップデートをリリースしましたが、
- Mac
- iPhone/iPad
これに合わせて、Google脅威分析チームのClément LecigneさんとAmnesty International’s Security LabのDonncha Ó Cearbhaillさんにより発見されたIOSurfaceAcceleratorの領域外書き込み(Out-Of-Bounds)に対する脆弱性「CVE-2023-28206」の実証コード(PoC)が公開されています。
CVE-2023-28206 PoC: https://t.co/OHBjbzoYan
— Linus Henze (@LinusHenze) April 10, 2023
PoCを公開したのはJailbreakツールFugu14などを開発するLinus Henzeさんで、実行することでmacOS 13.3 VenturaやmacOS 12.6.5 Monterey, macOS 11.7.6 Big Sur、iOS/iPad 16.4, iOS/iPadOS 15.7.4以下のMacやiPhone、iPad上でカーネル権限で任意のコードを実行*できる可能性があるので、MacやiPhone, iPadユーザーの方は早めにセキュリティアップデートを適用することをおすすめします。
iOS 16.4 CVE-2023-28206 PoC @LinusHenze pic.twitter.com/79SoMRq6Cb
— HBS (@HUC_hbs) April 10, 2023
- A PoC for CVE-2023-28206 – Gist
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