AppleがBig SurとCatalina向けに「macOS Big Sur 11.6.4 (20G417)」と「macOS Catalinaセキュリティアップデート2022-002 (19H1715)」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2022年02月14日、セキュリティサポートを続けているmacOS 11 Big SurとmacOS 10.15 Catalinaに対応したIntel/Apple Silicon Macに、「macOS 11.6.4 Big Sur Build 20G417」および「macOS Catalinaセキュリティアップデート2022-002 Build 19H1715」アップデートの提供を開始しています。
macOS Big Sur 11.6.4 — 再起動が必要です
このアップデートをすべてのユーザに推奨します。このアップデートを適用するとmacOSのセキュリティが向上します。リリースノートより
今回のアップデートのリリースノートには「このアップデートを適用するとmacOSのセキュリティが向上します。」と記載されているものの、Appleのセキュリティコンテンツには“This update has no published CVE entries.”と修正された脆弱性(CVE)は無いと記載されているため、
02月10日にリリースされたWebKitのゼロデイ脆弱性(CVE-2022-22620)を修正した、「Safari v15.3」に関連する修正かもしれません。
セキュリティアップデート後のビルドナンバー
Version Build |
macOS 12 Monterey | macOS 11 Big Sur | macOS 10.15 Catalina |
---|---|---|---|
2021年10月25日の アップデート |
macOS 12.0.1 21A559 |
macOS 11.6.1 20G224 |
macOS 10.15.7 19H1519 |
2021年12月13日の アップデート |
macOS 12.1 21C52 |
macOS 11.6.2 20G314 |
macOS 10.15.7 19H1615 |
2022年01月26日の アップデート |
macOS 12.2 21D49 |
macOS 11.6.3 20G415 |
macOS 10.15.7 19H1713 |
2022年02月14日の アップデート |
macOS 12.2.1 21D62 |
macOS 11.6.4 20G417 |
macOS 10.15.7 19H1715 |
- Apple security updates – Apple Support
コメント
Montereyのアップデートより一足遅れて出てきたけど、
その分例のスリープ時にカーネルパニックする問題は解消したのかしら?
自分はMontereyに更新して免れたからわからないですが。
MacBook Air (Retina, 13-inch, 2020)です。 Big Sur 11.6.3から発生していた、sleep panicは、11.6.4 にアップデートしても、継続しています。
同じモデルです。こちらもBig Sur 11.6.4で継続発生します。
MacBook Pro (13-inch, 2020, Four Thunderbolt 3 ports)、こちらでも継続発生。非常に不便ですね。
MacBook Air (Retina, 13-inch, 2020)で同じ症状です。
BIg Sur 11.6.5にアップデートしました。再起動問題が解決しているか検証中です。