Anker Japanが製造過程において問題があるまま出荷されてしまったとしてモバイルバッテリー「Anker 535 Power Bank (PowerCore 20000)」の自主回収を発表しています。詳細は以下から。
Anker Japanは日本時間2023年02月07日、2022年11月に発売されたバッテリー容量20,000mAhで、最大30W Power Deliveryに対応したモバイルバッテリー「Anker 535 Power Bank (PowerCore 20000) (A1366)」を自主回収(リコール)すると発表しています。
2022年11月17日（木）より販売を開始したモバイルバッテリー「Anker 535 Power Bank (PowerCore 20000)」（製品型番：A1366 / 以下 本製品）につきまして、本製品固有の設計が起因し、製造過程において発生した不備が十分に確認されないまま出荷されていたことが判明致しました。事故等の発生防止を第一に考え、この度、本製品の回収を実施させていただきますのでご案内申し上げます。
【アンカー・ジャパン】「Anker 535 Power Bank (PowerCore 20000)」に関するお詫びと回収のお知らせ – PR Times
Anker Japanの発表によると、Anker 535 Power Bank (PowerCore 20000)は製造過程において、温度検知をするための部品(NTCサーミスタ)の接着剤が完全に固まる前に本体の組み立てを行ってしまったため、電池セルと外装ケースの間にNTCサーミスタが挟まれ、固定位置のずれが起こり国外*では数件の発火事象が確認されているそうです。
自主回収の対象となるのは、背面底側に製品名「Anker 535 Power Bank (PowerCore 20000)」、2行目の品番に「A1366」と記載がある製品で、Anker Japanは自主回収に合わせて専用の特設窓口(オンラインフォーム)を公開しており、回収用キット(レターパックプラス)で製品が返送しされれば返金手続きを行うそうなので、対象の製品をお持ちの方はオンラインフォームをチェックしてみてください。
おまけ
Ankerはアメリカやイギリスでも同製品をリコールしています。
コメント