macOS 13.2 Venturaではシステム設定アプリのメモリリークやハブ経由のディスプレイ設定、ウィジェットなどの不具合が修正されたようです。詳細は以下から。
Appleは現地時間2023年01月23日、iCloudバックアップなどのデータのエンドツーエンド暗号化を行える高度なデータ保護とApple ID用のセキュリティキーの登録に対応した「macOS 13.2 Ventura」を正式リリースしましたが、このmaOS 13.2ではいくつかの不具合も修正されているようです。
修正された不具合
システム設定のメモリリーク
AppleはmacOS 13 Venturaで、macOS 12 Montereyまでのシステム環境設定アプリが「システム設定」として刷新され、iPhoneやiPadユーザーが馴染みやすくなった一方、
macOS 13.1 Venturaまではスクリーンセーバーパネルパネルなどでメモリリークが発生していましたが、macOS 13.2 Venturaでは一定のメモリ使用量のまま設定を変更できるようになっています。
ただし、macOS 13 Venturaのシステム設定アプリはmacOS 12 Montereyのシステム環境設定アプリと異なり、アプリを起動すると開いていないシステム設定パネルまで読み込まれ、CPUやメモリを確保する仕様はmacOS 13.2でも同じなので、利用していない場合はシステム設定アプリを閉じておくことをおすすめします。
USBハブを経由したディスプレイ設定
また、macOS 13 Venturaでは、Thunderbolt 3/4 DockやUSB-Cハブ経由でHDMI/DP接続の外部ディスプレイを接続すると、HiDPIやリフレッシュレートなど一部の設定が利用できなくなる不具合も確認されていましたが、この不具合もmacOS 13.2アップデートで一部修正されたようです。
ウィジェット設定
この他、macOS 13 Venturaではウィジェットの設定ができない不具合も確認されていましたが、Eternal Storms SoftwareのMatthias Gansriglerさんによると、
この不具合はmacOS 13.2 Venturaで修正され、システムを再起動するか通知センターを強制終了(killall)すると設定が利用できるようになり、これまで通りYoinkが利用できるようになっているそうです。
PSA: Broken third-party configurable widgets appear to have *finally* been fixed in macOS 13.2 (22D49)!https://t.co/97HsEE4pNi https://t.co/nvbvLon4vR
— Matthias Gansrigler 🇦🇹 (@eternalstorms) January 24, 2023
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- macOS 13 Venturaの新機能まとめ (準備中)
コメント
DisplayPort 1.2の問題直ってるだろうか?(しつこい)