macOS 13 Venturaで連係カメラの新機能として追加されるiPhoneをウェブカメラとして使う/デスクビュー用のiPhoneマウントが米Amazonで発売されています。詳細は以下から。
Appleは2018年06月に開催したWWDC18で、macOS 10.14 MojaveとiOS 12で「連係カメラ (Continuity Camera)」という機能を実装し、以降のmacOSとiOSを搭載したMacとiPhone/iPadでは、iPhone/iPadで撮影した写真や書類を瞬時にMacに転送できるようになっていますが、
Appleが10月にもリリースを予定しているmacOS 13 Ventura/iPadOS 16と09月にリリースされたiOS 16搭載のMacとiPhone、iPadでは、この連係カメラに「iPhoneをウェブカメラとして使う (iPhone as your webcam)」機能が加わりますが、この機能を利用するためにMacBookやiMac、外部ディスプレイ上にiPhoneを設置するためのマウントが米Amazonで発売されています。
iPhoneをウェブカメラとして使う機能
Appleは2021年に発売したiMac (24-inch, M1, 2021)やMacBook Pro (14-/16-inch, 2021)まで、Macに720p解像度のFaceTimeカメラを採用していたため、連係カメラのiPhoneをウェブカメラとして使う機能により、1世代前のMacでも高解像度でFaceTimeやZoom、Teamsなどが使えるようになります。
ただ、この機能を使うには、MacBookやiMac、Pro Display XDRなどの外部ディスプレイの上部にiPhoneを設置する必要があり、AppleはBelkinと協力して複数のiPhoneマウントを開発し、今年後半に発売すると発表していますが、
米Amazonでは、このiPhoneをウェブカメラとして使う機能向けにiPhoneをMacBookやディスプレイ上部に設置できるマウントがいくつか発売されています。
iPhoneをウェブカメラとして使う機能向けのiPhone用マウントは、iPhone 12以降のMagSafe for iPhoneのマグネットを利用し着脱できるものや、MacBookのベゼルに引っ掛けるだけのもの、
カメラ用の1/4インチネジ・マウントにiPhoneを接続できるものなど様々で高いものでも27ドル程度で発売されており、3Dプリンターをお持ちのユーザーにはMagSafe充電器を組み込める3Dプリンター用データも公開されているので、iPhoneをMacの高解像度ウェブカメラにしたい方はチェックしてみてください。
おまけ
連係カメラのiPhoneをウェブカメラとして使う機能はiPhone XR以降のiPhoneで使用できますが、iPhone 11以降の超広角レンズを搭載したiPhoneでは被写体を常にフレーム中央に映し出す「センターフレーム (英語ではCenter Stage)」機能や、背景ぼかす「ポートレートモード」機能、背景を暗くしてリングライトのような効果を出す「スタジオ照明」機能*、
macOS 13 Venturaに搭載予定の「デスクビュー」アプリを利用することで、ユーザーとiPhoneが設置されているディスプレイ下にあるキーボードやデスクトップを最大1920×1440@30fpsで映し出す事が可能です。
Updated UI for desk view in the latest macOS Ventura beta. Still pretty weird looking 🤷♂️ pic.twitter.com/jVoWW2wNi7
— Lee Brimelow (@leebrimelow) August 18, 2022
- Bring Continuity Camera to your macOS app – Apple Developer
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リングライト一体型はそのうち出そう