WacomがmacOS 13 Venturaと同社のタブレットドライバで確認されている不具合とセキュリティ設定をまとめたサポートページを公開しています。詳細は以下から。
Appleは日本時間2022年10月25日、ステージマネージャやシステム環境をSwiftUIで刷新した「macOS 13 Ventura」を正式にリリースしましたが、液晶タブレットなどの開発を行っているWacomは11月01日付けで、同社のタブレットドライバとmacOS 13 Venturaとの不具合やセキュリティ設定をまとめたサポートページを公開しています。
macOS 13 Ventura環境でワコム製品を引き続き使用される場合は、予期せぬ症状を防止するため、ワコムが macOS 13 Ventura対応ドライバのサポートを発表するまで、新しいOS のインストールお待ち頂くようお願いいたします。2022年11月1日現在、現在の最新ドライバー (V6.4.0-6) は macOS 13 Ventura にインストールして基本的な動作は可能ですが、いくつか報告されているバグがあります。
macOS Ventura(macOS 13)対応のドライバはありますか。 – Wacom
macOS 13 VenturaとWacomタブレットドライバ
Wacomによると、ワコムタブレットドライーバーは現在最新のv6.4.0-6でmacOS 13 Venturaでも基本的な動作は可能なものの、Venturaで刷新された「システム設定(旧システム環境設定)」アプリとの互換性により、[ワコムペンタブレット]からの設定変更は非対応で、ワコムセンターに表示されているシステム設定へのリンクはバグのため起動しないそうです。
また、ワコムタブレットドライバーはアクセシビリティ(com.wacom.IOManager)*, 入力監視(WacomTabletDriver)*に加え、Venturaでノート型Macに追加されたUSBセキュリティ機能に対してユーザー承認を与えてやる必要があり、
デフォルトでONとなりますが、同じくシステム設定アプリ → [一般] → [ログイン項目]でバックグラウンドでの実行を許可にも「Wacom」の設定が追加されているので、今後Venturaにアップグレードされる方は注意してください。
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