macOS 13 Venturaのフルインストーラサイズは、Montereyなどと同じく12GB超えとなっているので注意が必要です。詳細は以下から。
Appleは日本時間2022年10月25日、ステージマネージャやSpotlightの強化、システム環境設定をSwiftUIで刷新した「macOS 13 Ventura」を正式にリリースしましたが、このmacOS 13 Venturaのフルインストーラのサイズは、macOS 11 Big SurやmacOS 12 Montereyを同じく12GBを超えています。
Appleは2020年にApple Silicon Macを発売して以来、macOSにIntel x86_64アーキテクチャのアプリやライブラリに加えて、Apple Siliconのarm64アーキテクチャに対応したアプリやライブラリなどを追加し、インストーラーアプリもUniversal Binary(またの名をFat Binary)化され肥大化していますが、
macOS 13 VenturaではApple Silicon Mac向けに差分アップグレードも提供されているようなので、今後はアップグレードにかかる時間やネットワーク転送量を削減できそうです。
各macOSのインストールに必要な空き容量
macOS | 必要な空き容量 | 備考 |
---|---|---|
macOS 10.13 High Sierra | Macに14.3GBの空き容量が必要。 | アップグレード後はmacOS Sierra 10.12.6より約1.5GB大きいストレージ容量が必要。 |
macOS 10.14 Mojave | Macに12.5GBの空き容量が必要。 | OS X El Capitan 10.11.5以降からのみアップグレード可能。 |
macOS 10.15 Catalina | OS X 10.10 Yosemite以前のOS Xからアップグレードする場合は18.5GBの空き容量が必要。 | |
macOS 11 Big Sur | Macに35.5GBの空き容量が必要。 | macOS 10.12 Sierraより前のOS Xからアップグレードする場合は44.5GBの空き容量が必要。 |
macOS 12 Monterey | Macに26GBの空き容量が必要。 | macOS 10.12 Sierraより前のOS Xからアップグレードする場合は44GBの空き容量が必要。 |
macOS 13 Ventura | 現在のところ未掲載 |
- macOS 13 Venturaの新機能まとめ (準備中)
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