macOS 13 Venturaを実験的にサポートした「macFUSE 4.4.0」がリリースされています。詳細は以下から。
macFUSE(旧Google MacFUSE)はユーザスペースで動作するファイルシステム(FUSE:Filesystem in Userspace)拡張で、NTFSやSSHFSなどmacOSデフォルトではサポートしていないサードパーティのファイルシステムを利用できるようにしてくれますが、この「macFUSE 4.4.0」アップデートで次期macOS 13 VenturaとXcode 14を実験的にサポートされたそうです。
macFUSE 4.4.0
- Add experimental support for macOS 13.
- Add experimental support for Xcode 14.
リリースノートより
GoogleのMacFUSEプロジェクトからライセンスを引き継ぎ、メンテナンスを行っているBenjamin Fleischerさんによると、macFUSE 4.4.0では、macOS 13 VenturaがmacFUSEと互換性のないmacOSだと警告される問題が修正されているそうなので、macOS 13 Ventura Betaでテストしている方はアップデートしてみてください。
おまけ
また、Appleによると、次期macOS 13 Venturaでは、現在macOSでネイティブサポートしているMicrosoftの”msdos”と”exfat”ファイルシステムの実装を変更したそうなので、これらのファイルシステムを利用するアプリは、Ventureへのアップグレード時に問題が発生するかもしれません。
There’s a change to the implementation of the msdos and exfat file systems. Apps that check for those specific file system formats might not detect them. Please file feedback if this impacts your app. (90768681)
macOS 13 Ventura Beta Release Notes – Apple Developer
- Home – macFUSE
- macOS 13 Ventura Beta Release Notes – Apple Developer
- Updated needed to work on macOS 13 · Issue #895 – GitHub
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