macOS 13 Venturaには3D Alembicデータを利用し花の中を漂うようなスクリーンセーバー「Ventura」が同梱されています。詳細は以下から。
AppleのCraig Federighi SVPは2022年06月に開催したWWDC22の基調講演の中でmacOS 13を発表した際、そのコードネームをカリフォルニアの多彩な草花が織りなす鮮やかな沖積平野の都市「Ventura(ベンチュラ)」に決定したと発表し、その豊かな土地と同様に、Venturaの新機能によりmacOSはMacの使い方は多く豊かになるとコメントしていましたが、
カリフォルニアの多彩な草花が織りなす鮮やかな景色を追って ついに着いたのは息をのむ波と緑豊かな沖積平野が出会う美しいVenturaです。
WWDC22の基調講演より
そんなmacOS 13 Venturaには、便利な新機能とは別にダイナミックデスクトップに対応した新しい「ベンチュラグラフィック」という壁紙と、「Ventura」というスクリーンセーバーが同梱されています。
Venturaの壁紙とスクリーンセーバー
ベンチュラグラフィックは刷新されたシステム設定アプリの[壁紙]から設定できる他、以下のディレクトリに他の壁紙と一緒に保存されています。
/System/Library/Desktop Pictures/Ventura Graphic.heic
また、Venturaスクリーンセーバーは同じくシステム設定アプリの[スクリーンセーバー]から設定できますが、このスクリーンセーバーファイルを見てみると、
/System/Library/Frameworks/ScreenSaver.framework/PlugIns/Ventura.appex/Contents/Resources/all.abc
macOS 12 Montereyで追加された、モントレー渓谷の3Dデータを利用したMontereyスクリーンセーバーと同じく、花のデータを3D Alembic(.abc)ファイルで同梱しており、花の中を漂うような映像をスクリーンセーバーに映すようになっているので、macOS 13 Venturaへアップグレードされた方は試してみてください。
3Dスクリーンセーバ
- macOS 13 Venturaの新機能まとめ (準備中)
コメント